電撃文庫<br> アトリウムの恋人〈3〉

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電撃文庫
アトリウムの恋人〈3〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 299p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784048863452
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

タクティクス東京は成功を収めスフィア世界も順調に再生を始めていた。だがしかし、前田篤人は“謎の現象”に巻き込まれていた!毎晩気づくとベッドの上で横になっている自分。その世界は明らかに自分の世界とは異なり、またスフィア世界でもなかった。やがて聞こえた女性の悲鳴に前田は外への扉を開けてしまうが…。まるで夢の中の世界にいるような違和感。持ち越せない異世界の記憶、そして起こる生き残りを懸けたサバイバル―。その現象が示すものは?『ラプンツェルの翼』コンビが贈る、人気シリーズ第3弾。

著者等紹介

土橋真二郎[ドバシシンジロウ]
2月7日生まれ。花屋の店員をしながら書いた『扉の外』で第13回電撃小説大賞・金賞を受賞し、作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

伊瀬有佐

7
土橋月間一冊目。前巻から間が空いたため、細かいところがさっぱり覚えていない。遙花の存在とか。でも面白かった。2章ラストと3章冒頭で吹いた。さて。学校防衛終盤では、いつもの土橋さんが垣間見れたような気がする。ほんの一瞬だけ。やっぱり仮想世界だからか、仮想世界の記憶が現実に持ち越されてないからか、どうも何か物足りない。人が死ねばいいってわけじゃないんだけど、緊迫感が足りない。コメディ系エピローグ。このシリーズは、これで終わりのほうが綺麗な気がする。ネジ同人を描く白樺さんが気になる。寧ろ同人誌が気になる。2013/04/06

ごぅ。

5
現実世界と仮想世界の連続、ただ一つ記憶を持ち越せないことがキーとなる。悠羽美の在り方が哀しいと感じた。一歩一歩悲劇的な展開を必至で回避しようと進みつつ要因を探る。そこにみた致命的なエラーと結末。ハッピーエンドでなにより。2019/12/01

まなpi

5
2巻で期待はしていない。といったが見事に裏切られたー!!!w 現実世界と仮想世界が同時進行して進み、夜9時になると強制ログイン。訳も分からず蜘蛛に襲われ記憶は持ち越せない。 あれ?めっちゃ面白い?!【1・2巻】の微妙な感じは何処へ。 何故にこの設定を最初からしなかったのかそこはとても残念なところ( ;∀;) ✰⋆。:゚・*☽【賛否両論】あるだろうけど土橋さんらしい作品✰⋆。:゚・*☽ 2019/11/30

danwaneji

5
土橋作品は、心の土台的なところで「人を信用しなくてもいい」ように立ち回っている雰囲気であるとか、人の心が脆いことを前提にした上で、心のかわいらしさの感じられるキャラクタが出てくるところなど。それが面白いと思っております。2012/03/18

にゃみ

4
この作者の本は毎回設定が妄想すぎてイメージを描きにくい。けど人物の心理描写なんかは怖さを感じるほど。本当に毎回楽しませてもらっています。2012/04/10

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