誰が小沢一郎を殺すのか?―画策者なき陰謀

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誰が小沢一郎を殺すのか?―画策者なき陰謀

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  • サイズ B6判/ページ数 198p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784048850896
  • NDC分類 312.1
  • Cコード C0031

内容説明

異分子を「抹殺」する検察、メディア、日本というシステム。「反小沢キャンペーン」の騒乱に、この国を支配する「非公式権力」を今こそ見抜け―。日本取材30年のオランダ人ジャーナリストが斬る。

目次

プロローグ 歴史の岐路に立つ日本
第1章 「人物破壊」にさらされる小沢一郎
第2章 霞が関というシステムの起源
第3章 日本型スキャンダルの残酷と混沌
第4章 “政治的現実”と日本のメディア
第5章 戦後日米関係という病理
終章 国家主権、オザワ、システムの欺瞞

著者等紹介

ウォルフレン,カレル・ヴァン[ウォルフレン,カレルヴァン][Wolferen,Karel van]
アムステルダム大学教授、ジャーナリスト。1941年、オランダ・ロッテルダム生まれ。30年以上にわたって日本の権力構造をめぐる取材・分析をおこない、日本と欧州を行き来しながら先鋭的な批評活動を展開してきた。72年よりオランダ「NRCハンデルスブラツド」紙の東アジア特派員、82年より日本外国特派員協会会長を務め、「フォーリン・アフェアーズ」「インターナショナル・ヘラルド・トリビューン」などに寄稿している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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B-Beat

17
◎鳩山さんが総理となり直ぐ日米首脳会談を希望したが実現しなかった経緯が語られている。その部分がまず印象深かった。この本の著者はオランダ人。さらに日米関係の緊密さや重要性から首脳会談が実現しなかった事実を伝えるマスコミの報道姿勢などに疑問を呈する。検察は他の先進国では法の番人に過ぎないのにこの国では政治システムを守ることにも専念しているとも。今この国は後から振り返ってみたら大きな転換点にあるのにそのことに人々は気づいていないと。現状を維持する免疫の一翼を担ってしまうことに読書が陥らないように用心したい。2013/02/02

Isamash

6
ロッキード事件、ライブドア事件、鈴木宗男や小沢一郎の事件と並べると確かにウオルフレン氏の指摘通り、検察とメディアが日本の市民全般を政治的に無知な状態にどどめておくことに力を及ぼしていることに説得力を覚えた。著者はさらにそのシステムの起源を山形有朋とする。このシステムは民主主義とは異なる官僚的権威主義。検察はその守護者で、純粋無びょうな存在とされる。そして日本では欧米の法治主義とは異なり権力システムの側が法を自在に利用し市民を統治しているとの著者の主張は日本人としては耳が痛いところだが当たっていると思った。2021/06/20

ふぇるけん

4
30年以上日本を取材し続けたオランダ人による著書。小沢氏に対するネガティブキャンペーンが世界的に見てどれだけ異常であるか、またその背景に日本が抱える構造的問題がどのように絡んでいるか、についてわかりやすく書いてある。問題なのは、日本の構造的問題がある個人に主導されているものではなく、『システム』として堅固に根付いていることである。そして、検察特捜部は法の番人ではなく、『システム』の番人であると説く。さらには、アメリカとの不平等な関係にまで言及。鍵は日中関係か。他の著作も読んでみたくなりました。2012/05/03

ばなな

4
検察とメディアの関係、政治家との動きに余りにも偶然なスキャンダルなど頷く点有り。本質の改革は時間がかかるがメディアに世論がかみ乱されている。改革を進めるのは、人の反対を受けるのも当然だが変わらなければ日本は良くならない。自分の住んでいる日本、もっと政治に興味を持たなければならないね。2011/11/06

ookumamasa

4
ニコ動の小沢氏と著者との対談を視て読もうと思った。小沢一郎に好意的なネット言論界では常識となっていることだが、選挙で選ばれた政治家ではなく霞が関のエリート官僚が特捜検察を守護神とし、マスメディアを使ってこの国を動かそうとしている、その背景に日本を「保護国」として隷属させようとするアメリカの意図がある・・・・改めてその背景をコンパクトに解説していただいた。2011/07/31

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