内容説明
性と死の授業を実践して30年。子どもにいのちの大切さを伝える本。
目次
1 心をひらき仲間とつながる(子どもの世界を奪ってはならない;体験しないと分からないはウソ ほか)
2 本物の生きる姿に触れる(赤ちゃんをみごもったお母さんを招いて;末期ガンの患者さん、「死」を語る ほか)
3 いのちの授業(“包”という字からお母さんの心を学ぶ;誕生をめぐる四つの質問 ほか)
4 親子で共に学ぼう(一本の鉛筆の奥行きを知る;父母の仕事をていねいに調べてみよう ほか)
著者等紹介
金森俊朗[カナモリトシロウ]
石川県金沢市立南小立野小学校教諭。1946年、石川県能登生まれ。金沢大学教育学部卒業後、六つの小学校を経て現在に至る。石川県民教育文化センター副所長、日本生活教育連盟会員。「仲間とつながりハッピーになる」という教育思想をかかげ、人と自然に直に触れ合うさまざまな実践を試みる。80年代より、本格的にいのちの教育に取り組み、日本で初めて小学生へのデス・エデュケーションを実施する。その活動は、医療・福祉関係者からも大きな注目を集め、「情操教育の最高峰」と高い評価を受けている。97年、中日教育賞を受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
10
保健士さんに借りた本。金森俊朗さんは、鶏7羽をしめて食べるという体験授業をされた元小学校の先生。人間にとって生きるとは、仲間と繋がること。それを実践していたのは素晴らしいと思います。2019/10/21
ユー
1
今時、こんな人情味のある先生は、いないですよね。自分が小学生だった時でもいなかったくらいだから、教師の負担感が増しているこのご時世は、余計にいない。大人になった今でも、金森先生の授業を聞いてみたい。聞いて、過去を振り返れるなら、振り返ってみたいですね。2014/02/02
トラちゃん
1
もっと教材を深く読まないとなぁ〜2013/08/26
ゆー
1
p12「生きるということは、仲間とつながること」、p16「子どもたちが何よりも求めているのは、学ぶことの喜び、友と学びあう楽しさ、学ぶことの意義を実感すること」、p67「教師と子が同じ向きを向いていること。…恋人のように肩を並べる関係。」2010/02/18
入江・ろばーと
0
正直細かく突っ込みたい所がたくさんあるが、それも気にならないくらい、とても考えさせられる本だった。2012/10/20
-
- 洋書
- Ghost Story