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  • サイズ B6判/ページ数 156p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784048837798
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

目次

蓮の花
お風呂
岩茶
文房具

果物
灯り
サンタクロース
大晦日
病〔ほか〕

著者等紹介

市川実日子[イチカワミカコ]
1978年6月13日、東京生まれ。女優。十六歳のときに雑誌「Olive」でモデルデビュー。同誌の専属モデルを経て、女性誌を中心に幅広く活躍する。同時に、TVCFにも数多く出演。1999年には映画『タイムレスメロディ』で女優デビューし、『とらばいゆ』に続いて出演した『blue』で、2002年第二十四回モスクワ国際映画祭最優秀女優賞を受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

紅香

40
ドラマ『すいか』ではナレーションが印象的。その言葉は心地よく光となって照らし、悪いものが潜まないように追い出してくれた。悪意には善意を。そんな思いもあって大好きな女優さん。エッセイがあることを知り、舞い上がった。まるで3年ぶりに届いた親友からの手紙のよう。隅々まで透明で澄んだ文脈が水脈みたいに気持ちよく、ゆったりとした気持ちと清らかさで一杯になる。特に大晦日の時間の流れや好きなものには心に部屋があり蕾が宿るあたり。日常を素直にもう一度、手でひとつひとつその輪郭の移り変わりや色を確かめたくなる素敵な一冊。2014/10/31

ほほほ

31
女優、市川実日子さんのエッセイ。特にファンというわけではなくて、古本屋で題名に惹かれてなんとなく買ってみただけなんだけど、これは大切にしたい本。映画女優ならではの繊細で凛とした感性が十分に伝わってきたし、何より身の回りのものごとや自分自身を見つめる視線が誠実で美しい!この方はいい意味で歳をとらないだろうな。エッセイの中で、アメリや森茉莉が出てくるところからもそれを感じました。10年以上前のエッセイだけど、今読んでも古びていないのでおすすめです。2014/10/28

ダリヤ

10
まいにちをていねいに、ていねいにすごしているのをことばのひとつひとつからかんじました。きせつをだいじにするかのじょのことばから、いまのわたしのすごすきせつをわすれ、かのじょがつづるきせつのなかを、わたしもいっしょにすごしたここちになりました。ふだんわすれがちな、にちじょうのなかのたいせつな、いとおしいぶぶんをかのじょのことばが、おもいださせてくれました。2011/03/20

まつり

8
学生の頃に映画「blue」を観て以来、実日子ちゃんのファンです。彼女の素朴で澄んだ冬の空のような雰囲気がとても好き。季節の移ろいや自分自身の変化を感じるチカラが、すごくある方だなぁと思いました。それをそのままことばで出すことができるのも、彼女がまっすぐ見ているからなのかな。読んでいて光、色、においが、わたしの心にすっと入る。お散歩をしたり、友人に手づくりのプレゼントを贈ったり、ゆっくりと今を味わいたいなぁと思いました。ずいぶん飲んでいない岩茶も久しぶりに飲もうかな♪2017/03/02

kana

7
女優である市川実日子ちゃんの20代前半の頃のエッセイ。実日子ちゃんの日常はとても色濃い。ほんわかでのんびりしている文章なのに私の五感も刺激してくる。深緑の森が目に浮かび、美味しいお茶の香りが漂う。何気ない日常がとても愛しくなるような素敵な一冊でした。2016/05/18

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