出版社内容情報
現在、日本の病院の総ベッド数の25%を精神科が占領しているといわれ、精神科医以外の患者の空きベッド待ちの大きな要因のひとつとされている。治療の是非の判断が難しい精神科の実態を追求する迫真の1冊!
内容説明
自らも「ウツ病」発症の経験がある著者が見た「精神科医の腕前の大きな差」。泣きながら医師に従う患者とともに、驚き、怒り、そして泣いた、衝撃の記録。
目次
由布さんの薬箱
新聞報道で知った医師の診察能力
イズム診療ってなに?
老女の恋(ファーストラブ)
精神病の医師
有名医師はブンガク者
精神科医にプロはいない?
ひきこもりは病気か
著者等紹介
下田治美[シモダハルミ]
1947年、東京生まれ。エッセイスト・小説家。長編小説『愛を乞うひと』(角川文庫)は映画化されベストセラーに。また99年には、脳血管手術までの記録を克明に描いた『やっと名医をつかまえた』(新潮社)がNHKをはじめ各マスコミに大きく報道された
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