内容説明
誤解されることの多いイスラームにおける女性の立場―日本人ムスリマの知識獲得、ムスリム家族の生活、夫婦の役割、子育てのあり方、古今の女性の位置づけ、ヴェール論議、メディアの報道などを考察し、等身大の姿を紹介する。
目次
1 日本人ムスリマの諸相(日本人ムスリマのイスラーム知識獲得;ムスリム家族の日本経験―アジアの視点から;日本人ムスリム夫婦と日本社会;日本で楽しくムスリム子育てをするには)
2 ムスリマのあり方をめぐって(イスラームにおける女性の位置づけ―エジプトを中心に;クルアーンの中のムスリマ;ヴェール論議と現代日本;メディアに見るイスラーム女性の姿)
著者等紹介
河田尚子[カワダナオコ]
1957年、東京都生まれ。関西学院大学大学院文学研究科博士課程後期課程単位取得退学、文学修士。現在、聖トマス大学非常勤講師、世界宗教者平和会義(WCRP)日本委員会婦人部会委員、同難民委員会委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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