出版社内容情報
〈堂々と老いて冬木の桜かな〉俳句結社「山暦」の主宰が米寿を記念して刊行する第14句集。平成22年から27年の作品まで324句を収める。自然を見るたしかな眼差しと平明で明確な描写力によって、身近な風景が豊かに立ち上がる。
青柳 志解樹[アオヤギ シゲキ]
昭和4年、長野県生れ。本名茂樹。原コウ子に俳句を学び昭和54年「山暦」を創刊・主宰。句集『耕牛』『杉山』『麗江』『花顔』『草行』等。句集『松は松』で第32回俳人協会賞受賞。俳人協会評議員・日本文藝家協会会員・日本ペンクラブ会員。「植物文化の会」主宰。