鼠、夜に賭ける

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  • サイズ B6判/ページ数 254p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784048742597
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

今や大江戸中にその名を知られた「鼠小僧」。あまたの事件で目の当たりにするのは、いっときの欲や金に目がくらみ、道を踏み外してゆく心弱き人々の姿だった―。妹で小太刀の達人・小袖、長崎でオランダ医学を学んだ女医の千草、その助手のお国。個性豊かな女たちに囲まれて、今宵も「甘酒屋」次郎吉の勘が冴える。大江戸事件簿。

著者等紹介

赤川次郎[アカガワジロウ]
1948年福岡県生まれ。76年「幽霊列車」で第15回オール讀物推理小説新人賞受賞。作品が映画化されるなど、続々とベストセラーを刊行。2005年秋に、角川文庫の赤川作品の総部数が1億冊を突破。06年、第9回日本ミステリー文学大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

チオリンゴーゴー

16
鼠、稼業忘れる、、そんな感じの今回。これまた1日で読破でござんす。最近の鼠さんは、千両箱より人助けメインで動いてらっしゃる。うたた寝すると猫に訊くは、うーんというところ。江戸の町は、何かと事件が多いでやんすねー。小袖の小太刀の出番も少なくどちらかというと千草先生の出番のほうが多かったような。次の巻ではもう少し鼠が稼業に専念してほいと思ってしまったとさ。ちゃんちゃん。2014/05/15

星落秋風五丈原

14
江戸を騒がす大盗賊・鼠小僧。人情あつく気っ風のよい江戸っ子・次郎吉が、妹で小太刀の達人・小袖とともに、さまざまな市井の事件を解決していく。 2011/09/04

ヒコーキ雲

14
2011年9月上梓。シリーズのサッと読める痛快活劇小説。楽しく読めるから通勤時間には最適かも。今回も6編。次郎吉、小袖、千草の活躍に子供のころのヒーローものの紙芝居みたいにワクワクします。2014/02/07

二分五厘

12
もう次郎吉の本業は"遊び人"でいいや、な4巻目。相変わらず次郎吉のまわりで揉め事が起こり、血の雨が降る。そんな中、お金持ちから治療費をふんだくる千草先生が、次郎吉に問う「どこか具合の悪いところはございません?」が意味深な感じで怖い(^_^;)。『鼠、猫に訊く』お隣のスケコマシの若旦那の離れで、死体で発見された嫁入り間近の箱入り娘。おや?犯人探しミステリ調かと思いきや……。最後の"我も我も"状態に気が抜けたわ。2017/10/03

イケダ5→1

12
シリーズ第4弾。話の終わりにオチが付くようになってきたのは作者が筆が乗っている証拠なのか?それともオチから話を考えているのか。何はともあれ、さっくり読めるのはいい作品の証拠。2014/07/23

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