カドカワ銀のさじシリーズ
十方暮の町

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  • サイズ B6判/ページ数 304p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784048742580
  • NDC分類 K913
  • Cコード C0093

内容説明

最近、和喜の町に流れる“神隠し”の噂。靴だけをポツリと残し、ごく普通の人が突然、いなくなるのだ。半信半疑の和喜だが、ある日、公園に居座る不思議な青年に出会う。日下慎治と名乗るその青年によると、町は今“十方暮”という魔の時期にあたり、異界への扉が開いて神隠しが起きているというのだ。慎治とその仲間に協力して、町を守ろうと立ち上がる和喜だがやがて和喜の後ろにも、恐ろしい魔は忍び寄ってきて―!?読むと必ず勇気が湧いてくる、感動の青春ファンタジー。

著者等紹介

沢村鐵[サワムラテツ]
1970年岩手県生まれ。2000年『雨の鎮魂歌』(幻冬舎)を発表しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ひめありす@灯れ松明の火

44
多忙な母親を持つ少年と、多忙な父親を持つ少女。幼馴染のきらきら少女を含めて全部で三人。まるで親に捨てられたみたいにひっそりと街角に暮らしていた。どこもかしこも十の方角全てが夕暮れに閉ざされたみたいな、どこにも行けぬ閉塞感を抱えたまま。小さな恋情。友人への苛立ち。どこにでもあった夏休みの一こまはしかし、神隠しの噂に姿を変える。怯えた町に夜ごと濃くなる暗闇。怖さはしかし、つないだ手の勇気が振り払う。誰かが助けてくれるならば、人は自分でも助かる道を探せるから。さあ、今度は僕の番。君の名前を呼ぶよ。2012/03/23

ぶんこ

40
ホラーは苦手なのですが、こちらは読んでいる間は、ホラーというよりは、 慎治さんの辛さ、切なさに意識がいってしまい、怖さよりも人への切なさでいっぱいになりました。 人には見えない物が見えてしまうのは、逃げようがないので、余程心を強く持ってないと、発狂してもおかしくないでしょう。 そんな慎治さんに寄り添い、手助けしたくなる気持ちに共感しました。 それにしても身近な人が神隠しにあったら・・・生死が解らないだけに、より辛いでしょう。 皆、よく頑張った! 2014/11/13

そのぼん

32
ちょっとホラーテイストの青春ものって感じでした。10代の人をターゲットにしているだけあって、そんなにブラックさはなく、安心して読めました。2012/10/06

椎奈

27
≪2013.0601図書館≫中3の大伴和喜が住んでいる街に神隠しが起きていると噂がたつ。それは真実であり、神隠しを防ぐために公園に人をおいているそうだ。ちょこっとだけホラー笑。あと感動の青春ファンタジー、って書いてあったけどわたしは感動なんてしなかった笑!ただ勇気は貰えたな★彡読了後にもう一度表紙をみると…ぞくってした2013/06/29

本読みじいさん

26
最初は十方暮れ?という感じでとっつきにくかったが、自分たちの町を守る若者、今は薄れている地域の関わりを掘り起こすような、ホラーを交えた温かさがありました。2012/11/17

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