出版社内容情報
実践的展開と理論を整理し、国際比較も踏まえ学際的に考察。1部は日本の実情と課題を多角的に考察。2部は欧米5カ国の取り組みと課題を考察。3部は大学での実践的な取り組みの検討と今後の課題を明示。
目次
第1部 シティズンシップ教育の課題と日本での取り組み(「18歳選挙権」時代のシティズンシップ教育の意義と課題―大学における主権者教育の可能性を考える;政治的シティズンシップ教育と関連諸教育―市民としての自立はいかにして可能か;学校を中心とした日本のシティズンシップ教育の現状と課題―主権者教育との関わりをふまえて ほか)
第2部 諸外国の取り組み(イギリスにおけるシティズンシップ教育の政治―政治教育と若者の政治参加をめぐる問題;アメリカにおけるシティズンシップ教育の実践空間―教育統制の変容と多様かつ重層的な熟議機会の意義;フランスのシティズンシップ教育―「道徳・市民教育」(EMC)と民主主義の実践 ほか)
第3部 龍谷大学における主権者教育の試み(初年次教育における関心喚起の取り組み―地域政治の担い手との接触を通して;京都市議会政党・会派と学生との対話会;現代の政治争点に関する法学部生と高校生とのワークショップ―「18歳選挙権」を法学部生が高校3年生に伝え、討論する ほか)
著者等紹介
石田徹[イシダトオル]
龍谷大学名誉教授
高橋進[タカハシススム]
龍谷大学名誉教授
渡辺博明[ワタナベヒロアキ]
龍谷大学法学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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