内容説明
人生はつまらなくて結構、生きがいなんて必要ない、生きてるだけで、おめでとう。若者と、かつて若者だった人たちに贈る、ヒデミネ流人生訓。
目次
第1章 お元気ですか?
第2章 自分らしさはさておき
第3章 ごもっともではありますが
第4章 流行ればすたる
第5章 男はしかたがないね
第6章 これこそ極意
第7章 くれぐれもご自愛ください
著者等紹介
高橋秀実[タカハシヒデミネ]
1961年、横浜市生まれ。東京外国語大学モンゴル語学科卒業。テレビ番組制作会社、出版編集プロダクションを経て、ノンフィクション作家に。他、主な職歴として、ボクシングジムトレーナー、自動車工場塗装工、学習塾講師、喫茶店厨房係…。2011年、『ご先祖様はどちら様』で第10回小林秀雄賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おいしゃん
75
フリーペーパー「R25」読者にはお馴染みの、高橋さんの連載をまとめたエッセイ集。若干お説教くさい回もあるが、どれも短い文章の枠の中に、問題提起・考え・実例・クスッと笑わせるオチをまとめていて、エッセイとしてクオリティは高いと思う。2016/04/04
ひろ☆
14
R25の最後のページに連載。昔、これが好きで、よくR25を読んでたな。発想がいい。2014/01/02
ほじゅどー
4
★★★「R25」連載中。面白かったのはこれ。物事にあたっては先ず「それは面白い!」と言ってみる。すると、どう面白いのか述べずにいられなくなる。なーるほど。2012/11/01
ぷるぷる
4
R25に掲載されていたエッセイ集。こうして一つにまとめられて一気に読むと印象は大きく異なる。一つ一つは結構面白いし興味深いのですが、見事なまでに後に残らない。雑誌の中では際立ったんでしょうが、ここでの印象は寿司の皿が全部同じネタという感じなのである。更にどのエッセイも雑誌の中で異彩を放つためか、一捻り加えてあるわけだから保守本流のトロとかじゃない。強いて言うならイワシとかコハダ。その心は美味しいけれどちょっと食べれれば十分で手間の割に値段が安いということ。皿一枚全部コハダ。。。うん、私は嫌いじゃない。2012/03/04
ophiuchi
3
奥さんから「愛してる?」と聞かれる日常に耐えられる髙橋秀実はえらい!2013/01/01