サッカーボーイズ15歳―約束のグラウンド

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  • サイズ B6判/ページ数 321p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784048741460
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

桜ヶ丘中学サッカー部に、新しい顧問がやって来た。有無を言わさずチーム改革を断行する監督に困惑する部員たち。大切な試合が迫るなか、チームを立て直すべくキャプテンの遼介が立ち上がるが―。純粋でがむしゃらだったあの頃の、葛藤と成長の物語。

著者等紹介

はらだみずき[ハラダミズキ]
1964年、千葉県生まれ。2006年『サッカーボーイズ―再会のグラウンド』でデビュー。「本屋大賞2007得票Point別イチ押し本!」に取り上げられ注目を集める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

再び読書

54
まさかの監督交代で、また遼介が迷い悩む。最後は草間もいいところを持っていくが、最初は大人目線の最悪の指導者として君臨する。中学生が主人公だから仕方ないが、まだ大人の指導者の壁は高い。また、母子家庭の琢磨の母が亡くなるというショッキングなニュースも飛び込んでくる。またもや淡い恋の進展は、かなりゆっくりめだが、これはこれで良いと思います。本題のサッカーに関しては徐々に草間の考えがわかってきて最後の、大団円に繋がる。遼介の左足、巧のロングスローと正に草間の与えた課題が結果を導く。このシリーズはやはり清々しい2016/10/21

Rosemary*

52
小学生からみてきたメンバーも中学最終学年に。突然の監督交代で、今までやってきたサッカーを認められず、一方的な押し付けに不信感を隠せなくなる。将来への漠然とした不安、怪我、様々なことがおこる。サッカーに対する考え方、置かれている環境も千差万別、切磋琢磨しながら成長する姿は眩しい☆早く次巻が読みたい!2016/06/14

ももかさん

21
そうです。あるあるだらけです。運動系の部活をやっていた人なら共感出来ること間違いなし!現実離れしてないし、本当に等身大のスポーツ青春小説。なかなか勝てないし、お決まり的な下剋上もないし。でも現実的な悩みを抱えながら青春ど真ん中。2016/07/03

さんつきくん

18
サッカーボーイズシリーズ4作目。彼らの成長が読み取れるのも楽しみ。新顧問の行動が極端。待望のサッカー経験者ではあったが。サッカーへの愛情も指導者としての自信も解る。もっとコミュニケーションを取ったら良いのにとか思うけど、こういう人っているよね。とか思いながら読んでました。改革されていくサッカー部に生まれた軋轢。でもやはり、さすがキャプテン遼介。相変わらず、落ち着きがある。2012/09/28

ねむりねこ

12
再読。  前巻の感想で「上からの支配的な指導は逆効果だと思う」と書いたのに、今度の新任監督は、まさにそんな指導法・・・  とんでもない監督が来ちゃったなぁと思っていましたが、実はこの監督、当時1年生だった遼介を・・・   チームにも、そして個人にも色々な問題がふりかかる。  みんなもがいて乗り越えようとしている姿に感動させられる。  そして木暮コーチの存在はやはり大きい。 2013/06/19

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