内容説明
「この値段でこんなサービスが受けられるなんて!」―居酒屋業界で成功をおさめ、“社長になる”夢を実現させた「和民」チェーン率いる渡邉美樹は、1998年、東証2部上場を果たした。この年、渡邉はあこがれの米国レストランチェーン「TGIフライデーズ」との提携に動いていた。持ち前の粘り強さで交渉を成功させた渡邉は、米国カジュアルレストランチェーンの日本展開という新業態に乗り出す。渡邉の次なる目標は、農業への進出だった。自前で作った有機野菜を、ワタミで使いたい。多様な人材が渡邉を慕い、集まり始める―。実名経済小説の傑作が誕生。
著者等紹介
高杉良[タカスギリョウ]
1939年東京生まれ。石油化学業界紙の記者、編集長を経て、75年『虚構の城』で作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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- 評価
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まつうら
50
前作「青年社長」は創業から10年間の成長物語だったが、本作はその後の事業拡大と多角化の物語。事業拡大にはいろいろな人との出会いが含まれるが、「青年社長」を読んで感動したので渡邉に面会したい、ワタミに入社したいという声が少なからずあることに驚く。著者冥利に尽きるとはこういうことだろう。それと、事業の多角化に伴う人事差配のシーンにも多くのページが割かれている。渡邉は当時すでにカリスマ経営者と呼ばれる存在。いや、カリスマ経営者だからこそ、部下の育成やモチベーション向上に等身大に悩んでいるシーンが印象深い。2023/05/17
勝部守
2
新ビジネスの裏には、必ず、新たな人との出会いがある。それだけ人を惹きつける魅力があるんだろうな2013/11/02
箱入り嫁
2
『青年社長』という本をちらっと見て、読みたいなと思っていたら 『新』をみつけたので読みました。 『青年社長』から、渡邉美樹さんはすごい人だと思っていたけれど ホントにすごい人!元気をもらえる本でした。 本の中で紹介されていた『無人島ウィー』という絵本もおすめです ('-^*)/ 2011/02/11
mie
1
スゴイに尽きる本でした。言動やブラック企業評判は置いといてその人との出会い、夢を叶える行動力は元気を与えてくれました。ワタミファームやフライデーズ、海外進出どれも読んでいて楽しかったです。2013/10/06
半べえ (やればできる子)
0
★★★★2014/05/15
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