世界どこでもずんがずんが旅

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  • サイズ B6判/ページ数 223p/高さ 17cm
  • 商品コード 9784048740265
  • NDC分類 915.6
  • Cコード C0095

内容説明

マイナス50度の世界から灼熱の砂漠まで、地球をとことん飛びまわり「異文化」とのめぐりあいを見て食べて感じたままを綴る極上フォトエッセイ。

目次

アフリカ最高峰なんて簡単―でもない
バイカル湖の水がうまかった
石畳とファドの街、大人の街
ホタルの木のある島
草の海 駆ける子供たち
神の山カイラスを巡る
世界で一番好きな場所

著者等紹介

椎名誠[シイナマコト]
1944年、東京生まれ。作家。「本の雑誌」編集長。写真家、映画監督としても活躍。『犬の系譜』で吉川英治文学新人賞、『アド・バード』で日本SF大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

サンダーバード@読メ野鳥の会・怪鳥

86
【図書館本】「世界ずんがずんが旅」というタイトルを見ただけで作家がわかる。椎名さんの旅行エッセイ。彼が撮影した写真も多数掲載されていてその雰囲気も楽しめる。アフリカ最高峰キリマンジャロで見る赤道直下の雪、零下59度極寒のシベリア、彷徨える湖ロプノールと古都楼蘭、風の国パタゴニア、草の海モンゴルなどなど。ほんとにあの頃のシーナさんは世界各地を時には怪しく、時には正しく探検していたのだなぁ。どの章も面白いんだけど各エピソードが数ページしかないのが残念。新聞掲載をまとめたものだからしょうがないか。★★★+2018/10/06

いちろく

53
椎名誠さんの旅行エッセイ。唐突にはじまり唐突に終わる。しかも、一つのエピソードが短い。椎名誠さん、海外に行かれているのは知っていたけれど、ここまでとは!冗談抜きでクレイジージャーニーで放送されても可笑しくないレベルの話も少なくなくて驚いた。アムチトカ島なる地名の旅行記なんて初めて読みましたよ。特に気になったのは、バイカル湖周辺をはじめとするマイナス40℃の気温の環境が作る居住霧。生き物が吐く息が作る幻想的な霧の世界が、紹介された中では一番興味が惹かれた。それにしても、過酷な環境でも人は生きている。2018/03/24

樹999

8
目にしたことが無い異国の風景を巡る旅ができた気分。 堅苦しくなく素直な文がありのままに情景を伝えてくれ、疲労感なく楽しめた。2011/03/20

生活相談屋

5
椎名誠さんの旅のエッセイ。これまで行ってきた辺境の地の思い出を短い文章で次々と紹介してくれる。いやぁ、面白い。シベリアのヤクートを旅したときの話がとても印象的だった。マイナス40度の町。常に霧がかかっているのは、居住霧といって人間が住んでいると息が常に霧状に凍るからだそうだ。太陽は午前11頃地平線の少し上まで上がって午後2時には沈んでしまう。乗ってきた黒い馬がいつの間にか白馬になっていたというのも面白い。走ってかいた汗がそのまま凍って全身を覆ったからだそうだ。そんなところにもちゃんと住民がいて学校もある。2017/10/09

光太郎

5
さらば国分寺からずっと読んできた気がしてたけど、そんなに色々旅していたのか、30年以上になるもんな、と思った。2015/05/11

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