内容説明
本書では、「女性タブン」の連載がとうとう単行本になる。ベストセラー作家・朝野を書生にし、サイン会も行い、我が輩の筆はすこぶる好調。ところが、みどりの父が英国より帰国し、連れて帰ろうとするのだ。そして、我が輩は「遺書」を残して失跡―。果たして「我が輩」はみどりに戻ることができるのか。宮藤官九郎、泣き笑いの昼ドラシナリオ21話~40話までを完全収録。
著者等紹介
宮藤官九郎[クドウカンクロウ]
1970年7月19日、宮城県出身。91年大人計画に参加以降、役者として活躍すると共に、「ウーマンリブ」シリーズでは自ら作・演出を手掛け、パンクコントバンド「グループ魂」では、“暴動”の名前でギターを担当。テレビドラマ「池袋ウエストゲートパーク」「木更津キャッツアイ」「タイガー&ドラゴン」、映画「GO」「ピンポン」などの脚本の他、「リチャードホール」等バラエティの構成にも参加。「GO」で日本アカデミー賞最優秀脚本賞他、「木更津キャッツアイ」で芸術選奨文部科学大臣新人賞、パルコ・プロデュース「鈍獣」で第49回岸田國士戯曲賞を受賞。また、初の長編映画監督作品となる「真夜中の弥次さん喜多さん」では2005年度新藤兼人賞金賞を受賞、「タイガー&ドラゴン」は第43回ギャラクシー大賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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