内容説明
昭和三十X年。もはや戦後ではないを合い言葉に、繁栄への道をたどる日本。戦時中のロボット兵器は、様々に形を変え、一般社会に入りこんでいった。だが、光が強ければこそ、闇はその濃さを増す。悪党たちは、その欲望を満たすためにロボットを犯罪の道具とし、人々の心胆を寒からしめた。その悪に決然と立ちむかうは、我らが少年探偵、金田正太郎。そして、彼の操る無敵の鋼鉄巨人、その名は―鉄人28号。
著者等紹介
重馬敬[シゲマケイ]
小説家、シナリオライター。1960年愛媛県出身。TVゲームやアニメーションのシナリオを手がける『シナリオ工房月光』を主宰
横山光輝[ヨコヤマミツテル]
漫画家。1934年6月18日生まれ、兵庫県神戸市出身。手塚治虫氏の『メトロポリス』の影響をうけ漫画を描き始める。2004年4月15日、永眠
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