出版社内容情報
江戸時代に「脱藩」という言葉はない、長谷川平蔵は「鬼平」ではないーー。テレビ時代劇や時代小説の中に潜む、ヒト・モノ・コトバのウソを時代小説家と武術指導研究家が軽快な筆致で一刀両断します。
内容説明
テレビ時代劇や時代小説に潜む、ヒト、モノ、コトバのウソ・ホントを時代考証家と武術研究指導家が軽快な筆致で一刀両断。これまで語られることのなかった時代劇の真実が見えてくる。史実を知ることで、時代劇がますます面白くなること請け合いの一冊。
目次
第1章 ヒトのウソ・ホント(吉田松陰、十一歳にして東大生以上の学力を備えていた;薩長同盟を演出したのは坂本龍馬ではなかった;江戸時代に士農工商という身分制度はなかった ほか)
第2章 モノのウソ・ホント(峰打ちをしたら刀はポキッと折れる;真剣白刃取りは存在しない必殺技;「侍は刀がなければ弱い」は間違い ほか)
第3章 コトバのウソ・ホント(長さの単位で縦方向に「間」は使えない;庶民や下級武士の家には玄関がなかった;早馬と早駕籠、どちらが早い? ほか)
著者等紹介
若桜木虔[ワカサキケン]
1947年静岡県生まれ。東京大学大学院博士課程修了。戦国時代には城持ちの武将であった家系を最大限に活かして時代考証家としての道を歩む
長野峻也[ナガノシュンヤ]
1963年熊本県天草生まれ。岡山理科大学環境化学科中退。日本武道医学専門学院二期卒。武術研究指導家。神奈川県相模原市を中心に武術道場運営。武術関連著作を多数執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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