みんな誰かを殺したい

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みんな誰かを殺したい

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  • サイズ B6判/ページ数 283p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784048735391
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

雪紫

38
殺人の目撃者同士の交流。交換殺人。交換殺人を追う刑事達。交換殺人が二転三転したりと複雑になるのにどうしてこう読みやすく、理解しやすいのか。ドラマになるのも納得。むしろドラマでどうなったのか見てみたい。2020/07/23

ふぅちゃん

8
前半は軽快に飛ばしたが、後半がね...急につまらなくなったとかじゃなく、読みづらくなった。単なる交換殺人の話かと思いきや...意外性のある、よく考えられたストーリーではあると思う。ただ、タイトルから期待する「誰しもが持っている、誰かに対する漠然とした殺意」、みたいな内容じゃねーのな。殺意の理由に具体性がありすぎ、そんな目にあったら確かに殺したくなるわ。実行にうつすかどうかはともかく。2016/11/26

くろり - しろくろりちよ

7
第24回横溝正史ミステリ大賞優秀作、テレビ東京賞、W受賞作品。殺意と殺意が交叉する、ミステリ。交換殺人という古典的なトリックでありながらも、それを二重三重に駆使することで、当事者すら予期しなかった一連の犯行へと繋がる、二転三転のパズル的展開が、見事。「みんな 誰かを 殺したい」そのことで偶発的に複雑化した一連の事件。殺意溢れた世界でこそ完成し得た、最期のどんでん返しも見どころ。 2013/01/04

ちゅう

5
交換殺人やいろいろな事件があるし、登場人物は多いし、これだけのプロットを立てられるのは、すごい才能かもしれないが、悲しいことに、読み手がそれを理解できるとは限らない。って言うか、私には無理だった。誰が誰を殺して、それはどんな理由で?とか、さっぱりわからなくなった。面白いと思うだけに、残念。2020/02/11

はな

4
デビュー作だそうですが、なかなかいいなと思いました。かなり複雑に練り上げられていて、目次が日付と時刻なので時系列が問題なのか?と構えて読んだので混乱気味でしたが、読後はすっきりです。全ての仕掛けにちゃんと答えが出てるし、上手くまとめたなという感じ。すごいなホント。とりあえず文句なしです。すごく淡々とした文章で、どの登場人物にも肩入れしてない感じがいいです。読み終わってみると、タイトルも結構重みがあります。なんだか、上手く言えないのですが、ちょっと掘り出し物かもしれません。2015/04/19

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