内容説明
王朝の世に咲く妖しい花、笛人の綾王。男たちを魅了し、惑わすことを生業とする彼のもとに、ある夜、謎めいた文が届き―復讐がはじまった。平安の世を舞台に官能の美を描いた至極の愛の物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
rabbit
14
2017年最後にどえらい物を選んでしまいました(´- `*)。平安貴族物のお話。綾王の官能的なシーンが凄かったです。この作家さんの耽美な雰囲気が好きなので楽しめました。2017/12/31
LIV
2
山藍作品を読むならやはり角川だ。弟×兄の執着近親相姦陵辱官能小説…でいいのかな?寝取り寝取られの毎度のパターンではあるが安定していて面白かった。もっとどろどろするかと思ったのに意外と間に入った式部卿宮がいい人で驚いた。2011/07/18
緑茶
2
【★★★☆☆】 色闇の後に読んだんせいか、色闇と比べると内容が些か薄く感じるような…?文庫版だとまた違うんでしょうか、気になります。 内容は弟×兄で脇役の式部卿宮が実はいい人な事実にビックリです。 兄弟のすれ違いの切なさに山藍さんの作品にして珍しく思わずホロリときた一冊でした。 2010/03/08
しま
1
最後は2人の恋が成就して、ロマンチックにまとまるかと思っていたら、ラストが意外だった。中盤の、中将が綾王に溺れていく流れがとても良い。2014/10/05
hrn
1
平安時代の雰囲気は出ている。2013/02/10
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