内容説明
ごく普通の高校生・風守太一は、母親の依頼で生き別れた弟・月緒を捜すため、香港へと旅立った。しかし、香港で彼を待ちうけていたのは「世界」の行く末に関わる呪術的な目的を持った者たちだったのだ。そして、その組織によって、自分が万能を無に帰す存在『河図』で弟の月緒は無から万物を生み出す『洛書』だということを太一は知る…。双子を狙う組織―「世界」を手に入れるとは一体どういうことなのか。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
風祭
2
面白かったー。設定もキャラも面白いので、続きが読みたい。現役小説家なので、もしかしたらあるか・・いやないな。2022/10/01
たけとり
2
いわゆる1巻目で終わって続きが出ていないパターン。読書メーターで確認したら、文庫版は2まで出てるらしい。あらすじみた感じだと、続刊なのかな…? 香港返還頃の1999年に刊行された本なので「マブい」など当時の若者言葉が完全に死語になってるのを突きつけられる…w2019/04/09
とと
0
未完
鮮花
0
書きかけのままで出版するなよ。その上、後書きまで書いてる。2012/03/30
李那
0
『まるで巨大な暗黒を囲い込むような塀の内には、過去という名の化け物が死ぬこともできずに囚われている。』2006/04/19
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