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内容説明
祖国の英雄であり、自らも尊敬する騎士レイヴェンの暴挙を目の当たりにして、心に深い傷を負ったアンジュ。ふさぎ込む彼女を元気づけたのは、レックスのユーモアとさりげない優しさだった。なんとか立ち直り、魔王に会うべく再び冒険の途についたアンジュ。そんな彼女が出会ったのは、敵対するフェブロニアの女王、ティアマリアに復讐心を抱く少年だった。彼とともに行動することとなったアンジュたちは、ついにティアマリアと対峙することに!そして戦いは思いもしない方向へと展開して!?可愛げのない魔法少女とヘタレ勇者が繰り広げる新感覚ファンタジー第5弾。
著者等紹介
志村一矢[シムラカズヤ]
第5回電撃ゲーム小説大賞“選考委員特別賞”受賞。『月と貴女に花束を』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まりも
17
帝都侵入回。前回の引きでレイヴェンが存在感を出していたのに今回はあっさりとそれ以上の存在が出てきましたね。女帝の理想である戦争を無くすための兵器ティル・ナ・ノーグにあれだけ苦戦してたのが馬鹿らしい位スケールが違う強さを持ってるのは流石は魔王といった所でしょうか。アホタレとトモエの合体必殺技が出たりと勇者一行は強くなってるけどあれには勝てないな。とりあえず次巻どうなるのか楽しみ。2014/04/09
humbert_2
9
前巻の引きをとりあえず棚に上げて、敵対国家のトップといきなり相対する話。主人公一行が苦戦した敵が実は端末で、でもその端末の本体でも手も足も出ないラスボスがサラッと登場。戦闘力のインフラのお手本のような展開。流れで魔王が出てきて、四人目の竜も出てきて着々と終わりに向かってる感じ。次あたりであいつと私がくっつくかな。影女王の世界平和は一見むちゃくちゃだけど目的を人間に設定しない世界平和としては正しいし、実際に戦争でたくさんの人が死んでいることを考えるとそれはおかしいと一刀両断することは出来ないんじゃないかな。2012/03/26
カインズ
9
【大物キャラの心情がもっと見たい】レイヴェンの衝撃的な行動を受けてどのように行動するかが気になっていたのだが、レイヴェンの出番があっさり終わってしまったので少々拍子抜け。その代わりかヨアキムやティアマリアといった敵の大物も登場。ティアマリアの壊れっぷりがなかなかのものだけに、その状態に至るまでの様子が見たかった。レイヴェンの過去もさらっと説明されているだけということもあり、もう少し大物の背景を見せて欲しいところ。ラストのバトルは、急にスケールが大きくなって、怪獣物になったのかと思ってしまった。2012/02/12
ごぅ。
6
くそ、こいつも男の娘ってやつか。、。でも、クシナダ好きだ。。。レイヴェンへの勘ぐりが消えぬままそれでもやるべきことは変わらず。。ソーマがやはりというかでてきたのはいいですが、できれば、超戦闘体同士の対戦とかはできれば避けていただきたい。。。殴り合いの方向で2012/06/03
マーシャル・アーツ
5
まず、これを先に言わなければなるまい。クシナダさんは、どうみてもヒロインです、何度見てもこれだけは譲れないw内容としては、やっぱりジェイドはいいキャラだよね、てか、『恒久平和の実現者』はみんなキャラがいいね。ソーマさんの再登場はむごかったけど…。そして、新必殺、超絶対暗黒剣はいいね、今回は完全燃焼を使わなくて済んだのがよかった。しかし、最後の絶望感がすごい…。2012/04/29
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