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内容説明
“第四真祖”―それは伝説の中にしか存在しないはずの世界最強の吸血鬼。十二体もの眷獣を従え、災厄を撒き散らすといわれる幻の吸血鬼が、日本に出現したという。その“第四真祖”監視と抹殺のため、政府・獅子王機関は“剣巫”と呼ばれる攻魔師の派遣を決定。しかしなぜか監視役として選ばれたのは、見習い“剣巫”少女、姫柊雪菜だった。対真祖用の最強の霊槍を携え、魔族特区“絃神市”を訪れる雪菜。そこで彼女が遭遇した“第四真祖”暁古城の正体とは―!洋上に浮かぶ常夏の人工島で繰り広げられる、学園アクションファンタジー。
著者等紹介
三雲岳斗[ミクモガクト]
大分県生まれ。横浜市在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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- 評価
椎名みさの本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
海猫
128
どこかで読んだことのあるような設定テンコ盛りだが、調理の仕方が巧みなのでストーリーを追うごとにオリジナリティを放ちはじめる。いろいろと仕掛けてあるようだし定番の話をちゃんとこなせる作家だと思うので今後の展開に期待したい。2011/05/29
とら
76
アニメ放送前なので積読から引っ張り出す。一気読みだった。何度読んでもこういうありがちな設定・物語で織り成す話は特に嫌にならない。三雲さんと言えば「アスラクライン」「ダンタリアンの書架」を二冊ずつ購入して続きは断念、というか何となく買わないっていうのが続いていて、でも当時この本が新刊として出た時、何だか知らないけど覇気を感じて、欲しいと思ったのだ。半年くらい?経って105円で購入━で今に至る笑 続きも読みたいな。そういえば前二作とも短編とかなので物語に連続性が無いという共通点がある。この作品ならいけるかも!2013/10/03
そのぼん
66
吸血鬼の少年が主人公の物語・・・。通常の人間とは違う特殊な能力を持った人種が多数暮らす場所を舞台として物語が進みました。重厚感のある文体が作品の雰囲気とよく合っていたと思いました。2013/03/01
コリ
59
うん、やっぱり最強主人公って良いな。最強なのにそこそこだらしない所とか、宿題や追試に悩まされる所とか個人的にツボ。威張る訳でも変にネガティブじゃなく普通に「高校生」って感じで好印象。ヒロインの雪菜も魅力的。堅物で融通がきかなそうなイメージだったけど全然そうでもなかった(笑)むしろ色々なガードが甘くて、微笑ましい(笑)尾行は簡単にバレるし、パンツは見られる、財布は落とす、と思ったよりドジだぞ?まぁ可愛いからいいんだけどさ(笑)ちょっとずつだけどお互いを意識していく流れが良かった。次回は浅葱にももっと出番を!2011/05/22
Yobata
52
獅子王機関でまだ見習いの剣巫でしかなかった姫柊雪菜は、上層部に呼ばれ、ある任務を遣わされる。それは、世界最強の吸血鬼“第四真祖”の監視役だった。対真祖用の最強の霊槍を授かり、真祖のいる日本に来日した雪菜。日本の魔族特区のメガフロート絃神市に出現した第四真祖・暁古城は、怠惰な生活を送る普通の高校生だった。雪菜は古城の後輩として監視をしていると、絃神市に何者かが襲撃し…。王道オブ王道の学園アクションファンタジー。話の展開,設定も主人公,ヒロインも王道。特に起伏もなく予想通りの展開をして話が終息したw→2013/05/21