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内容説明
「お兄ちゃんとヒカルお姉ちゃんが家族じゃないって―どういうこと?」主人公・陽太郎とヒカルの秘密の会話を、蛍に聞かれてしまった大磯での一夜。ヒカルは帰京後、剣道の合宿で家を空け、蛍は何事もなかったかのように明るく振舞っている。妹たちの宿題の面倒を見たり、買い物を手伝ったり、夏祭りに出かけたり…。大勢の姉妹に囲まれて、陽太郎は生まれて初めての賑やかな夏休みを過ごす。一見、ふだんどおりの温かな時間が流れる天使家。けれども、動き出した関係はもう後戻りできなくて―。前巻での急展開を受け、陽太郎と19人姉妹の葛藤と成長をつづった最新作。
著者等紹介
公野櫻子[キミノサクラコ]
東京都出身、個性豊かな12人の妹が登場し、ゲーム化やTVアニメ化もされた『シスター・プリンセス』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
中性色
11
さらっととんでもないこと言いやがったぞこの姉。前回のラストから家族的なものからハーレム的なものになってきてる。それだけならまだいいんだけど、そのせいでそれぞれのパートが切り離されちゃってる感じ。あくまで上記のように家族物として書くならまぁいいけど、これ以降の展開だとぶっちゃけキャラ多すぎというか、年少組のいる意味がなくなってしまうんではないかと。あと、ヒカルのシーンの内容でなぜかハラハラしてしまったのはエロゲ脳にすぎるか。個人的には氷柱と綿雪が好み。2015/07/31
た〜
10
お兄ちゃん争奪戦開幕2017/07/18
とち
4
蛍、ヒカル、春風がそれぞれに気持ちを固めて、今までの家族愛から一歩進んだラブコメ展開が始まりそうな予感。2章を読んだ感じでは、姉妹間でギスギスした空気にはならなそうで安心した。恋する乙女状態に突入した(らしい)ヒカルがどう動くかが楽しみな反面、氷柱の存在感がやや薄くなってきているのが残念。次巻あたりに逆襲が来るかな?2011/05/22
ご主人様見習い
3
今まで家族愛・姉妹愛って感じだったけど今回は待望の主人公をひとりの男の子としての 恋愛に流れそうな展開だね。 全姉妹が主人公に好意を抱いているけど、年頃の姉妹達は主人公を巡って色々動きそう。 あとは、主人公はみんなを大事にできるかだな。 さすがにひとりと付き合って他を振るという展開にならずハーレムエンドだと思うけど少し心配。 それがなければ楽しいハーレム物になる。2013/11/03
takao
3
蛍の思いの爆発をきっかけに、物語の加速が更にすごいことになってるな、という感じでした。その中でも、メインヒロインとして自分の気持ちを整理し、陽太郎と向き合う覚悟をしたヒカルが凄くかっこいいな、と思いました。展開としは、春風、ヒカル、蛍でいくのかな?と思ったら、霙、氷柱、立夏参戦で凄まじいことに。どのキャラも魅力的だから、悩ましい展開だなぁ、と。だからこせ、陽太郎にはきちんと結論を出して欲しいです。しかし、ママの意味深なセリフの答えはいつ出てくるんだろう?2011/08/09
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