- ホーム
- > 和書
- > 文庫
- > 日本文学
- > メディアワークス文庫
内容説明
科学が隆盛を極める現代。だが、その片隅にひっそりと息づく異形のものたちがいた。存在を知る一部の者たちは、それを「怪異」と呼んだ。当然、怪異を相手にする生業もある。修験者、法力僧、呼ばれ方は様々だが、その中でひと際変わった青年がいた。九条湊―どこか斜に構えたクセのある青年だが、彼が同業者から疎まれているのはそこではない。霊力、法力、神通力、彼はそんな力を一切持っていない。それにもかかわらず怪異を倒すという。その手腕は驚くべきものだった。
著者等紹介
葉山透[ハヤマトオル]
電撃文庫『9S(ナインエス)』が大ヒットし、幅広いジャンルで活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
射手座の天使あきちゃん
178
流石は「黒天使」様からの借本 執拗なグロイ描写、おどろおどろしくもアニおた風のコミカルさも(笑) 科学万能の現代にも人ならざる異形のものたちが蠢いている。 そんな彼らと対峙するのは、霊力・法力・神通力など何も持ち合わせないが合理的思考と毒舌・天然系キャラの九条湊、ラノベ系(と勝手に妄想)巫女の沙耶、そして驚異の法力を持つ天才少年ユウキ ストーリーはともかくも会話は結構笑えました。 「黒天使」様ありがとう♪2014/05/25
和夜
102
怪異物だけれども解決方法が化学という、間違っても『正攻法』ではないところが面白い。血液を換えるなんて普通思い浮かびませんよね。実際、湊は霊力ってないんですかね?視えてはいるんだから皆無ってことはないでしょうけど。湊、孝元、理彩子は仲がいいですね。この3人での退治話も読んでみたいです。2016/05/01
た〜
102
主要キャラが揃って良い感じでひねくれているな2013/03/23
ううち
79
0能力の若干チャラい溱にときめく。巫女の沙耶ちゃんと天才少年ユウキくんのキャラもいいですね。解決の仕方も面白くて、読みやすくて良かったです。たくさん出ている続きも気になる。マンガも面白そうだな。2014/10/03
ヒロユキ
65
思っていたより怪異の能力が驚異的、0能者が相手取るにはえげつないレベル(笑)そんな桁違いな神や呪いを人の知識のレベルまで引き下げての対応がお見事。能力を持たないただの人が異能相手に知恵で闘う物語って熱く燃えます!!2013/01/12
-
- 和書
- 警官の紋章 ハルキ文庫