電撃コミックス スカイギア 〈１〉

斉藤ロクロ

アスキー・メディアワークス（2010/11発売）

• サイズ コミック判／ページ数 142p
• 商品コード 9784048689960
• NDC分類 726.1
• Cコード C9979

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ミーム]

コマ割りが斬新!!　『モーニング』系でも最近、ちらほらとこういう切り方をする人はいますね。個人的な感想は、自分を犠牲にしても大好きな人を守りたいと願う主人公の“痛み”に共感しました。あとは霊体の天狗が、執拗に人間の肉体を求めるのは、“存在の確かさ”を実感したいからなのかな？　自分が今ここに存在する証明って、なんだろう。ちょっと考えされられました。第２巻で大きな動きがありそうなので、楽しみにしています。伝奇バトルアクションと名乗っていながら、ギャルゲー・コミック誌で連載している不思議……。

2011/01/06

[ゆき]

一巻なのであくまで導入部分なのですが面白くなりそう。ただコマ割りがちょっと汚いかなあと。

2010/12/06

[貴族。正確には伯爵だ]

天狗とそれを狩るものの話だけど、天狗がいわゆるあの天狗じゃない。もっと広義で妖怪、悪霊とでもいうべきか。導入部で主人公がナニしてラスボス（？）とアレになるというのは使い古された手法でどうかなと思うけど、設定をしっかり作ってる感じなので今後の展開に期待。スタイリッシュで独特の雰囲気のある絵柄は好印象。ただ暗い画面でコマ割りが微妙なので今何が起きてるのかわかりづらいところも多い。

2010/11/28

[ちはや]

内容は好きなんだけど、厨二設定だ(爆)まぁ、好きなんだけどさ～2冊で終わらせるにはもったいない気もしたよ。

2011/06/08

[七月]

天狗バトル漫画。淡々と説明のないまま話が進んでいくので、世界観に入る前に取り残されてしまった印象。絵柄はかっこよくて雄々しいタッチなのに、テンションの高いリアクションが多くミスマッチかなぁと…加えて自分はヒロインが苦手でした（主人公がヒロインを想う理由も判らなかった）。ごめんなさい。世界観やイラストは好き。それだけにちゃんと手順を踏んで欲しかった。もう少しじっくり展開してくれたなら印象も変わっただろうな。明るい作品も読んでみたい。

2012/10/05