内容説明
酒を飲まず、クルマに乗らず、休日は家で過ごし、異性にも積極的にならない、それでも幸せそうな「新しい日本人」たち。彼らを知る手がかりは、「ソーシャル化」という一大潮流にあった。ネットの中に隠れて見えなくなった日本人のライフスタイルを、コンテンツとデジタルの専門家集団・アスキー総研による1万人調査をもとに解き明かす。
目次
第1章 あたらしい日本人
第2章 ビンボーハッピーな生き方
第3章 日本のソーシャルメディアはこうなっている
第4章 スマートフォンを持ったサル
第5章 ゼログラム化する世界の中で
終章 日本人とソーシャルネイティブ
著者等紹介
遠藤諭[エンドウサトシ]
1956年新潟県生まれ。85年株式会社アスキー入社。『月刊アスキー』編集長、編集人などを歴任しながら、ミリオンセラー書籍『マーフィーの法則』の編集も手がける。2008年よりアスキー総合研究所所長。アスキー入社前の83年には、のちに伝説となるミニコミ誌『東京おとなクラブ』を創刊して編集長を務めるなど、ポップカルチャーに深くかかわった経験を持つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yori
1
★★★☆☆ なにか有用な情報が得られたわけでも無く。そんなに読む必要が無かったかも。スモールネットワークがシステムを強靭にする、というのは面白い。脳神経ネットワークとも共通していると。2012/09/03
minoguchi
1
(主にネットに関わる)この5~10年の変化ってスゴイものだと改めて。さて、この先5年後は一体どこまで変わっていくのだろう。ところで、Twitterユーザーの「タモリ倶楽部」視聴率は一般の2倍以上、という話は、このアスキー総研のMCSが出典だったのですね。2011/02/10
food
1
ちょっと軽すぎる。2011/02/24
hatagi59
1
現在のネット利用者象に興味があり読む。データ掲載はがっつりされている。著書の主観が多少強いきらいがあるけど、面白かった。2011/02/15
mym
1
「新しい日本人」にあたる人をイメージできないような人が読むとよいと思う。アスキー総研の比較的大規模な調査を基にしているのでデータは類書の中でも優れているだろう。でも、ネットをガンガン使うような若い人が読んでも、確かにそうだけど、だから…?という感想を持つだけの部分が多い。2011/02/11