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内容説明
福の神のキチと一緒に暮らし始めて、なんだかちょっとずつ幸福になっていく雅人。小さいながら家を手に入れ、華豪な家財道具ももらい、憧れの二之宮さんには手料理を作ってもらって…。でも雅人は忘れていた。自分が日本一不運な男だということを。そして毎月必ず訪れる恐ろしい大凶運の日が近づいていることを…。疫病神から転職したばっかりの福の神キチと、運に見放された最強の“ごえん”使い雅人の学園ハッピーラブコメディ、第５弾。
著者等紹介
有沢まみず［アリサワマミズ］
第八回電撃小説大賞「銀賞」受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
山田
5
再読。天草さんがデレ始める最高の巻。雅人の不幸には涙が止まりません。とうとう速彦が人外化しました。雅人と天草さんが二人がかりで戦っても手も足もでないなんて、それこそ日本最強クラスですよね。2013/11/07
珈琲好き
4
常人より優れた才能を持つ人間は、その分不幸にならなくてはいけないという作者の世界観が垣間見える。2015/01/26
本気・・・
2
冒頭で主人公がボロボロになっている所から回想という形で始まる。この主人公がどういう経緯でボロボロになるんだろうと疑問に思ったんだけど、読み進めていくうちに「ああ、あいつか」となった。2014/02/23
ちょこぼ
2
キチの出番の少なさに人気ないのだろうかと思って読んでたけど、ちゃんと最後にやってくれた。モンスターにも打ち勝つ幸運招来って…… えらいぞキチ～ 口絵のキチも最高に可愛い。2011/05/21
tomo1500
2
ある一週間のお話。今回は特にいぬかみを読んでると特に楽しめそう。天草さんが語る最高の霊能者の話だけで涙が出てきた。この巻を読んでラッキーチャンスは主人公の雅人がヒロインポジションでヒロイン4人が啓太ポジションなのだろうと思わされた。圧倒的な不運の波から雅人を救える人間が真のヒロインになりそう。そういう意味でも今回のキチの登場は啓太を彷彿とさせて格好良いものだった。二ノ宮さんや天草さんもそれぞれ突出してきてはいるけれどキチにも頑張ってもらいたいね。それにしても二ノ宮兄のスペックの壊れっぱなしに笑うしかない…2011/02/18
