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内容説明
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日本の戦後史のなかで、団塊の世代は大きな役割を演じてきた。六〇年代の政治の季節では理想に燃えて行動し、八〇年代には働き盛りとしてバブルの現場を駆け回り、そしていま、大量定年を迎え高齢化社会を現出させようとしている。しかし、このままでいいのか?いまの日本社会は、かつての理想からあまりにかけ離れてはいないか?年金持ち逃げと言われるか、有終の美を飾るか?いま改めて、団塊のお父さんたちに挑発とエールを送る。
目次
序章 父よ、あなたは「革命的」だった
第1章 団塊世代、かく戦えり-戦後日本と新左翼運動(団塊前史
新左翼運動の多様化
『いちご白書』でオシマイですか?)
第2章 サブカルチャーにはじまり、終わった世代-団塊世代が切り開いた地平と挫折(黄金の六〇年代
24時間、なに考えてました?
「第二の敗戦」と「二度目の挫折」)
第3章 亡国の世代 やり逃げの世代-そう呼ばれて、消えて行くのか(だから彼らは嫌われる
若者はとっくにキレている
国を変えるか、国を滅ぼすか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
佐島楓
22
学生紛争に関する記述を主に読んだ。やはりよくわからない。どうして反戦を叫びながら自分たちはゲバ棒を振り回したのか。またさらにエスカレートして殺人にまで至ってしまったのか。矛盾しか感じられない。筆を尽くされても共感できそうにないのだ。団塊の世代は親の世代にあたる。今度もうちょっと話をきいてみよう。2014/08/02
ステビア
7
ひどい本。見るべきところが全くない。団塊の世代の没論理性・感覚主義を批判するのだけど、それ自体ただの印象論というブーメラン。叩きたい気持ちはよくわかったがもう少し頑張ってくれよ。恥ずかしいぞ。2014/02/02
midorikawa-e
3
この著者にちょっとハマったかも。この本自体は団塊世代の生い立ちから現在までの、日本現代史のおさらいとして読みました。2016/04/26
Hisashi Tokunaga
1
題名だけがセンセーショナルなだけの、ダメ本。責任を問う事の意味付けが浅薄。一絡げにしてしまう、付和雷同型の典型本。2006/01/31
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0
終章で団塊世代に蜂起を促していてウケたw所詮、学生運動なんてファッション感覚に過ぎなかったのに。2020/01/04