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内容説明
ケルーベでの騒動の後、ロレンスたちが向かったのは、海を渡った島国のウィンフィール王国。目的地は、『狼の骨』を持つというブロンデル大修道院だ。王国に着いたロレンスたちは、羊毛取引で富裕なはずの修道院が経済的危機に陥っていると耳にする。しかも、世界最強と名高い経済同盟・ルウィック同盟が、修道院の土地を狙って王国に進出してきたという。不穏な情勢の中、ロレンスたちは修道院へ近づく足がかりを作るため、同盟の一員である商人ピアスキーに協力を依頼することになるのだが―?絶好調の新感覚ファンタジー第10弾、舞台はウィンフィール王国へ。
著者等紹介
支倉凍砂[ハセクライスナ]
1982年12月27日生まれ。第12回電撃小説大賞“銀賞”受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
オセロ
36
Kindle Unlimitedにて。作者さん10冊目。 港町ケルーべでの騒動を切り抜けたロレンス達は狼の骨を隠し持つというブロンデル大修道院のあるウィンフィール王国へ。そこでの狼の骨を巡って教会の思惑と国王が計画している大胆な徴税方羊飼いのハスキンズが抱える様々な要因が絡み合う中で、世界最強の商会と呼び声高いルウィック同盟の重鎮達への大立ち回りは痺れましたね。2024/04/20
た〜
32
ホロの意外な一面が垣間見えたかな。ロレンスの巻き込まれから利益を持ってくるパターンはもはやお決まり?2015/03/29
いおむ
30
今回は寒い国の冬。雪国生まれの私は前半の雪と寒さ、火と料理のあたたかさの描写に実感するようになごみつつ、ロレンス、ホロ、コルのやりとりを楽しみました。そして後半のスピーディーな展開と、ギリギリときしむこちらもその場の当事者になったかのような緊張感に包まれながら読みふける幸せ。面白かったです。2021/12/16
朝夜
29
読了。今回は『故郷』についてのお話。いやぁ、泣きじゃくるホロが可愛いのなんのって(オチツケ ロレンスの悪巧み(言葉が悪い)も今回は結構スムーズに進んだ感じでした。 そしてコル君のヒロイン力が高くて笑いました(マテ 最後にヨイツの話も出て少しは話が動くのかな?続きも楽しみです。2013/10/27
Comit
26
積読本~ロレンス達の旅は、港町ケルーベから、島国ウィンフィール王国へ。遺物「狼の骨」の在り処を探すために、3人はブロンデル大修道院へ向かう。財政難の修道院、そこにつけ込むルィック同盟という商人同盟、そんな時に知り合った羊使いのハスキンズ…🧔🏻🐑商人同士の駆け引き、毎回の事ながら深いなぁ。それにしても…故郷か…今回の展開は、ホロとロレンスの旅の根幹を覆すかもしれない内容、もしも…だとしても考えたくない。いや、思い付かない発想だったのかもしれない。アニメに触発され、積本から引っ張り出して読了。やっぱり面白い✨2024/09/03