電撃文庫 いつか、こいまち！

長谷川 昌史【著】

アスキー・メディアワークス（2008/05発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 291p／高さ 15cm
• 商品コード 9784048670678
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

内容説明

親の都合で田舎に転校した真哉に、いきなり掌底を喰らわせてきた隣の席の女の子。彼女の名前は甘楽さん。皆には秘密だけど、実は恋の神様らしいのです。家の事情で貧乏らしい甘楽さんはいつもお腹を空かせていて、何かをやっては失敗を繰り返してばかり。真哉もそれに巻き込まれては、クラスメイトや転校初日から気になっている莉奈に誤解が広がる一方でして…。でも、常に前向きで一生懸命に頑張っている姿を見ると、真哉も放っておくことができず―。恋心を操作できるドジで不幸な恋神少女と人の気持ちを大事にしたい天然少年が繰り広げる、ノスタルジック＆ほのぼのラブコメ、登場。

著者等紹介

長谷川昌史［ハセガワマサシ］
１９７７年青森県生まれ。『ひかりのまち』で第１１回電撃小説大賞“金賞”受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ソラ]

【再読】

2018/09/23

[ジャム]

ほのぼのラブコメ作品で、正直疑問に思うところはあるが、とても良かった。 ストーリーはシンプルで、先が見通せる内容ではありますが、そのおかげでゆったりと楽しむことができ、とても良かった。 個人的には早苗ちゃんの出番もっと欲しかったし、主人公との過去とかもっと知りたかったかな。 一生懸命だけど不器用な甘楽がとても可愛く、そして明るく前向きなところ思わず応援したくなるの分かるな〜。かなりいいヒロインな気がする。

2024/10/29

[ソラ]

【読メ登録以前読了作品】 内容（「BOOK」データベースより） 親の都合で田舎に転校した真哉に、いきなり掌底を喰らわせてきた隣の席の女の子。彼女の名前は甘楽さん。皆には秘密だけど、実は恋の神様らしいのです。家の事情で貧乏らしい甘楽さんはいつもお腹を空かせていて、何かをやっては失敗を繰り返してばかり。真哉もそれに巻き込まれては、クラスメイトや転校初日から気になっている莉奈に誤解が広がる一方でして…。でも、常に前向きで一生懸命に頑張っている姿を見ると、真哉も放っておくことができず―。

2008/05/15

[たけ]

疲れた時に読みたくなる、清涼剤のような一冊。ノスタルジーみたいな空気感が節々に感じられてとてもいい。ドジだけど頑張りやなヒロインってのはなんだか久々に見たなあ。かわいい。「さらバイ！」がなんか気に入ってしまったわ。

2013/03/13

[ゴミ]

本の角にあったキャッチコピーに惹かれて購入。田舎町とラブコメという要素だけでも凄くほのぼのしてしまう。ストーリーは王道、展開も先が読めてしまうのにアマチュアチックだからこそ滲み出る文章の柔らかさが惹きこませる要素かもしれません。ただ難点はその点で表現が曖昧だったり回りくどさがあったりは否めないので好き嫌いは分かれてしまう思います。

2013/08/17