メディアワークス文庫<br> オーダーは探偵に―謎解き満ちるティーパーティー

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メディアワークス文庫
オーダーは探偵に―謎解き満ちるティーパーティー

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  • サイズ 文庫判/ページ数 322p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784048666909
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

どんな謎も解き明かすドSな王子様探偵・上倉悠貴から、突然の呼び出しを受けた小野寺美久。彼女が駆けつけた場所は、悠貴が通う高校の正門前だった。羞恥心を覚えながらも、文化祭の準備で忙しい学園に高校生として侵入する美久。悠貴からの命令は、美久が『エメラルドの探偵』として校内の事件を解くことで…!生徒会に送られてきた匿名の脅迫状、目的不明の器物破損、そして文化祭の一般客を巻き込む大事件…危険な謎解きに、高校生探偵・美久が挑む!

著者等紹介

近江泉美[オウミイズミ]
東京都出身。2012年『小悪魔ちゃんとMP0の少年』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

りゅう☆

95
悠貴が探偵というのを隠すために、美久が制服を着て高校生探偵へと変身。美術館でダイヤモンドが消失、カラスが残虐され、慧星学園では文化祭中止を訴える脅迫状が届き、美術部の展示物が壊され、石鹸が盗まれ、今度は文化祭を開催しろと第二の脅迫事件に爆発予告。事件が起こりすぎる!疎遠だった兄妹が実は思いやってたり、疑ってた人物への誤解が解けていい関係になったり、拍子抜けした結末だったりと相変わらずの観察眼と柔軟な発想で真相へと導く悠貴。でも真の黒幕は許せないね。最後はこの時期にしか体験できない文化祭を楽しめてよかった。2019/05/06

hirune

66
あいつは絶対怪しい!と思ったらやっぱりねぇ、うん。悠貴は自分の都合で美久に探偵役を押し付けてるのに、冷たい王様な態度はどうなのか。しかも美久は結構役に立ってるじゃないの。推理力はすごいんだけど、人との関係性で美久を緩衝材として使って、カバーされている部分もあるよね☆だからそんなに威張らなくても良いじゃんさ。とりあえずチームワークが良いのか悪いのか、悠貴と美久の探偵コンビで見事事件を解決しました(美久もすこーし探偵らしい活躍をしたもんね?)2015/12/19

優愛

51
「オレンジマーマレード」素敵なお話でした。甘い、けれどほろ苦い。人の優しさに触れると心はこんなにも温かくなれる。まるで太陽みたいな色のオレンジマーマレードはまさにぴったりの表現。「俺がお前を守りきれないとでも?」悠貴くん、ドSが優しくなりつつある…美久との展開期待してしまいます(笑)少し解決があっさりしすぎている感じもありましたが相変わらず読みやすさは健全です。セイ君も再登場。もっと掘り下げてほしいところですね。2014/09/24

hnzwd

44
シリーズ第四弾。喫茶店から完全に離れて舞台はまたもや悠貴の高校。コスプ、、高校生探偵美久が活躍です。文化祭を中止しろ、という脅迫状と、文化祭を開催しろ、という脅迫状が届く展開はなかなか。最後にきっちり伏線も回収して、、おぉっ!!って感じでした。二人の関係が少しずつ進んでくのがまたいいですねー。ドS感はどんどん無くなってますが。。まぁ最初からあんまり無かったので。2014/07/13

しずく

36
待ち遠しかった新刊をマッハで買ってきました(笑)一貫して今回は、学校メインの話でした。しかし、このエピローグは…爆弾を落としすぎです。また待ちきれなくなるようなことを…笑 次巻では悠貴の過去も少しは見えるのかな。美久が借りていた制服の持ち主についてもそろそろ種明かしかなーという感じです。「……まったく、本当にお前は」悠貴の中でも少しずつ美久の存在は大きくなっているのでしょう。きっと美久も、どんな悠貴の過去があろうと受け入れてくれるはず。エメラルドの紅茶に混ざっているものは幸せなものだと信じて。2014/06/25

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