内容説明
大人気ボーカロイド曲「古書屋敷殺人事件」以前の女学生探偵・花本ひばりと偏屈な推理作家・久堂蓮真の痛快事件録!書き下ろし!!女学生探偵シリーズ初ノベライズ!
著者等紹介
てにをは[テニオハ]
広島県出身のボーカロイドP(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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takaC
59
行きつけの図書館での自分の動線上の書棚に陳列されていたので手に取ったものの他に誰からも予約がないからと後回しにしていて、返却期限が過ぎたのでオンライン延長しようとしたら予約が入っていて延長できず慌てて読んだ。で、期せずして面白かった。古書屋敷殺人事件は小説化されないのか?2014/02/04
しゅてふぁん
25
ボーカロイド曲『古書屋敷殺人事件』のオリジナル小説、というのは後で知った。中編2本と短編1本。女学生のひばりと偏屈作家の久堂のやり取りが楽しかった。読み終わった後に、せっかくなので曲も聴いてみた。聴き馴染のない音楽なので、良いのか悪いのかよくわからなかったけど、動画はおもしろかった。『一に推理、二にお菓子。散々悩んで四面楚歌、五里霧中の謎解き巡礼。推理をさせれば七転八倒。犯人追えば九死に一生。十でとうとう迷探偵!』なんとも語呂合わせの良い台詞(笑)2016/06/04
coco
23
ボーカロイド曲を小説化した探偵小説。元の動画は観たことないけど、なかなか。それはありなのか?!と思わず突っ込んでしまったところもあったけど、登場人物たちの軽快なやり取りが楽しい。特にひばりと先生(笑)続きも借りて読んでみる。2014/06/19
十六夜(いざよい)
17
屋上で転落事故?と思われる女子生徒が発見される『明尾高屋上投身事件』、久堂とひばりが原稿を賭けて勝負する『探偵暇潰遊戯』、古書店のお使いで訪れた幽霊屋敷で事件に巻き込まれる『両国幽霊殺人事件』を収録。初読みの作家さんだったが、程よく気が抜けていて、程よく真面目で文体やちょっとしたいい回しが結構好きだった。ワガママで偉そうで、けど頭の回転が速く、先の事を見越してしまう天才作家・久堂のキャラクターがどうも、京極堂シリーズの榎木津を連想してしまったが、私だけだろうか。時代背景も同じくらいではないかな。2022/03/20
えりっち
15
レビューを読んで知りましたが、曲ありきの小説のようでした。 なんだか全体的にボンヤリしていて、途中で挫折してしまいました。。2016/08/25