出版社内容情報
より積極的なデータやエビデンスの活用が叫ばれる現代。だが最も重要なのは、自らの眼で徹底的に観察を続け、本質を見極める力なのだ――野球、政治、医療など、各界のプロフェッショナルたちから学ぶ、人間の創造性を最大限に発揮するための一流の観察眼とは
内容説明
あらゆる意思決定にはデータとエビデンスが必要だ。だが、定量分析の結果が常に正しいとは限らず、アルゴリズムも無謬ではない。そしてAIに対する妄信は、しばしば現実離れした破滅的な結果をもたらす。データイズムとアナリティクス全盛の時代、真に信頼できるのは己の目による「観察」なのだ―ナショナルマガジン・アワードを二度受賞した一流のジャーナリストが、世界最高峰のアスリート、マジシャン、医師、格闘家、気象学者、刑事などへの長年にわたる取材をもとに、物事の本質を見極め、よりよい判断を下すためのヒントを示す傑作ノンフィクション。
目次
第1章 エンタテインメント―十人十色
第2章 スポーツ―ラブ・アンド・WAR
第3章 天気―不確実性の確率は一〇〇パーセント
第4章 政治―嘘、真っ赤な嘘、統計
第5章 犯罪―殺人と数字
第6章 マネー―市場の修正
第7章 医療―どんな病気に問いかけられても、答えは治療しかない
著者等紹介
ジョーンズ,クリス[ジョーンズ,クリス] [Jones,Chris]
ジャーナリスト。エスクァシア、WIRED、ニューヨークタイムズ・マガジン、ウォールストリート・ジャーナル・マガジンなど様々な雑誌に寄稿。ナショナルマガジン・アワードの特集記事部門を二度にわたって受賞。また、Netflixのドラマシリーズ『Away―遠く離れて』のプロデューサーも務める。カナダ・オンタリオ州ポートホープ在住
小坂恵理[コサカエリ]
翻訳家。慶應義塾大学文学部英米文学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。