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出版社内容情報
ユーリとフレンの出会いの物語が待望の文庫化!!
『TOV』のユーリとフレンが少年時代にいかにして出会ったか? 小説サイトで配信されたファン必読の物語が文庫化!! 上巻と同じく奥田孝明による加筆修正はもちろん、書き下ろしも収録した完全版です!!
内容説明
危険な“川遊び”、“漆黒の翼”、悲しい別離―。ユーリとフレンはさまざまな経験をしながら、若者と呼ばれるほどの歳にまで成長していた。ジリやハンクスとともに“我が家”で身寄りのない子どもたちの世話をしながら、穏やかな日々を過ごす2人。だがその日常は、突然やってきた“壁向こう”の役人によって一変する。当初下町へは、何かの調査のために役人や学者が出入りする程度だったが、そのあとにやってきたのは武装したならず者たちだった。ユーリとフレンは下町を守るために立ち上がる!!『テイルズオブヴェスペリア』の本編につながるユーリとフレンの外伝ストーリーがついに完結!!
著者等紹介
奥田孝明[オクダタカアキ]
バンダイナムコスタジオ。家庭用ゲームソフト『テイルズオブヴェスペリア(以下TOV)』のシナリオ監修および執筆(一部)、ディレクターを担当。同作の外伝小説も執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
はつかねずみ
4
ユーリとフレンの青年となってから騎士団入団までの話。 フレンはともかく、ユーリが何を考えて騎士団入団を決意したのか、こんな先達を持ちながらも退団後~ゲーム本編で漆黒の翼を名乗らなかったか等がよくわかった。 また、今巻の番外編はフレンとソディアが打ち解ける(?)前の話。 フレンの実力と人徳ありきと思わされた二人の関係が固まる切欠としては中々感じさせられるものがあったので、ゲーム終盤の事件の記憶が強い人は是非読んでほしいかな。2016/04/11
ノイス
2
前二作とは違い、今作は下巻も本編以前の物語。恐らく、ユーリという主人公の形成に最も影響を及ぼした出来事が中心となる。得物を母から授かり、武醒魔導器はかつての上司から受け継ぎ、親友の父の付き犬の息子ともまた出会い。いずれ孤高となる道を選びながらも、手元にはたくさんの人々の想いを携えている。殺人をする主人公という点で物議を醸したこともあったユーリだが、彼には確かにその道を選ぶ決意があるのではないか。2016/03/21
柳
1
読了2017/04/22
しお
1
面白かった。タイトルそういうことなのね。フレンはいつまでも歪まずにいてほしいです。この外伝と本編が違和感なく繋がるけど、そうなると映画版の設定の扱いはどうなっているんだろう。2016/07/04
十七夜
0
じわじわ本編に近づいていく過程が見えて良かった。漆黒の翼のことは本編冒頭の牢屋でおっさんが口にしてから気になってたけど、この感じだとあのときおっさんは何を言おうとしてたのやら。2017/03/06