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出版社内容情報
“おいしい旅”を、お届けします。元気になれるフード&ロードノベル!
"おいしい旅"を、お届けします。
元気になれるフード&ロードノベル登場!
体を壊して仕事をリタイアした颯太。とある理由から大学を休学中の、食いしん坊女子ひより。
人生迷子な二人は、亡き颯太の父が遺した小さな食堂『風来軒』で出会う。
町の人たちからとても愛されたこの食堂を存続させるため、二人は新たなメニューを探して旅に出る。
父の最期の料理はどこに? 幻の絶品コロッケの材料とは? 東京から岩手の盛岡、そして北海道は美しい羊蹄山の麓、真狩村へ。
二人が歩む"おいしい旅"。元気になれるフード&ロードノベル、登場!
内容説明
体を壊して失職中の颯太。大学を休学中の、食いしん坊女子ひより。人生迷子な二人は、亡き颯太の父が遺した小さな食堂『風来軒』で出会う。町の人たちから愛されたこの食堂を存続させるため、二人は新たなメニューを探して旅に出る。父の最期の料理はどこに?幻の絶品コロッケの材料は?東京から岩手、北海道へ。二人が歩む“おいしい旅”。元気になれるフード&ロードノベル、登場!
著者等紹介
マサト真希[マサトマキ]
電撃文庫『スカイワード』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぶんこ
51
思っていたのと違ってはいましたが、岩手と北海道の美味しい物、旅情を味わえました。またまた検索→お気に入りが増えて嬉しい悲鳴です。真狩村や盛岡、花巻に行きたくなります。「心の血肉になる美味しさ」は言い得て妙。自分にとっての血肉になったのが「あったかいご飯に大根おろしをたっぷりかけて海苔で食べるって、質素すぎて笑えました。豪華な血肉は友人の知り合いからご馳走された北京ダック。カスミさんの百合根のコロッケを食べてみたい。ひよりの食べっぷりが豪快なのに綺麗な食べ方というのが素敵。たくさん食べられたら人生お得。2017/08/18
佐島楓
49
テンポがよくて楽しく読めた。ひよりちゃんの食べっぷりが気持ちいい! おいしいものは人を幸せにできる。風来食堂、繁盛しますように。2016/03/17
よっち
49
体を壊して仕事をリタイア中の颯太が亡き父が遺した食堂『風来軒』で出会った、大学休学中の食いしん坊女子ひより。人生迷子な二人が食堂存続を目指し、新メニューを探して旅に出る物語。風来軒を継ごうと決心した颯太と閉店で心の拠り所を失ってしまっていたひより。颯太を助けることになったひよりが、二人で父の最後の料理を探したり、岩手や北海道へ旅しておしいものを食べる展開は、とても美味しそうに食べて幸せな気分になる描写があったりで、テンポはいいけれどのんびりとした優しい雰囲気がとても良かったです。お店軌道に乗るといいなあ。2016/01/30
アメフトファン
40
なんとなく食べ物の話がたくさん出てそうだなと思って買ったのですが、予想以上の面白さ。ひよりちゃんのギャル曽根並みの食欲に圧倒されながらも、ご近所に愛された父が残した食堂を復活させようと奮闘する颯太が徐々に前向きになっていく様子が良かったです。大好きな羊蹄山の描写や北海道の様子にも癒されました。勿論続きがあると思いますので!?楽しみにしたいと思います。2016/01/10
まりも
38
食いしん坊の少女と、父の残した定食屋を継ぐ事を目標にした青年が色んなところに旅をする話。それなりに面白かったです。読後はほっこり優しい気持ちになれるあたたかい物語でした。展開が少々雑なのは残念でしたが、ある悩みを抱えている2人が頑張る姿を読んでいるとこちらも元気になれたので良かったです。また、ちょっとした飯テロ要素もあるので、めっちゃ腹が減るのも特徴ですね。深夜にこれを読むのは危険かもしれません(苦笑)作者さんの次回作も期待して待ってます。2015/12/30
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- 星は、昴 ハヤカワ文庫