- ホーム
- > 和書
- > 文庫
- > ティーンズ・ファンタジー
- > 電撃文庫
出版社内容情報
今回カナタが挑むのは、神を名乗る教祖に従い、テロ計画を密かに進める謎多きカルト教団――そこに秘められた謎とは……。話題沸騰のシリーズ3巻!!
内容説明
林間学校を楽しむ葉台高校の生徒たち150名以上が、まとめて拉致される事件が起こる。犯人は、武装した大勢の信徒を率いる、狐面をかぶった少女。「我が名は“生虚神”。ヒトの未来を担う神でございます」そう名乗る狐面の彼女こそ、凶悪なテロ計画を密かに進める謎多きカルト教団・黒陽宗の教祖。拉致された学生、そしてその中にいるカナタやリセも、否応なく、テロへの荷担を強制されるのだった…。スリリングな展開に緊張感が止まらない、人気サスペンスシリーズ、第3弾!!
著者等紹介
兎月山羊[ウズキヤギ]
昼はサラリーマン。夜は物書き(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アウル
24
口絵でみんなが学校生活満喫していて楽しそうだなと思いながら読み始め、最初はその通りだったけどカルト教団に拉致されてからは何時も通りのエグイ展開でした。まあ、只単にエグイだけではないんだけども。毎回作者が話しに出してくる問題は考えさせられる内容だな。最後に黒幕が登場し、カナタ達はどう立ち向かっていくのか楽しみ。2015/07/11
ナカショー
21
面白かった。カナタ達が林間学校の最中にカルト教団の黒陽宗に拉致られてテロに参加させられて……という話。今回もダークヒーローカナタが大活躍でしたね。みんなができない事に自ら汚れ役をかってでて、みんなを守ろうとする姿が最高にクールでした。最後にでてきた真の黒幕も登場したので、次巻も楽しみです。2015/07/21
B'z軍団の一員
20
今年は受験生なのに趣味に没頭していていいのかなと思いながらも読了。毎回、話が凝っていて独創性あふれる内容は読んでいて飽きず、今回も面白かったです。1巻や2巻の内容と絡ませながらも生かされつづけるという絶望についていろいろ書かれていて、人類の寿命の発展に対してこういう考え方もできるんだなー、となんだか感心してしまいました。おそらく黒幕と思われる人物も登場したので終わりが近いのかもしれませんが、次巻も期待したいです。2015/07/12
晦夢
19
面白い。林間学校を楽しむカナタたち葉台高校の生徒がまとめてカルト教団に拉致され、テロを強制される。今回もまた特殊な敵。生き続けるという苦しみ。これはいろいろ考えさせられるな。カナタは相変わらず躊躇がなくてすごく好き。正直イーグルアイを脅してるところは最高でした。そして冴え渡る推理と相手を操る能力に惚れる。にしても最後の詰めが甘いな。もうちょっと何とかならなかったのか。しかし最大の敵が姿を表し、これからもっと面白くなってきそう。次巻も楽しみ。2015/07/12
こうづき
17
最初(カラー口絵のあたり)はほのぼのしてたのに……>< というかカナタけっこう学校に溶け込んでてちょっと笑う。しょっぱなから容赦ないグロ展開で飛ばしてきて良い感じです。カナタもけっこう大活躍で、手段を選ばない行動が素敵です。リセもそれなりに見せ場あったし良かった。今回も敵の思想やテーマが良かったです。裏で暗躍していた人たちの裏に、さらに黒幕が……ということで、次巻も非常に楽しみです。2015/07/12