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出版社内容情報
アヤカの参戦によりマスターが出そろった偽りの聖杯戦争。一方、市内では警察署長オーランドとアサシンが激突。そして新たなるサーヴァントも登場し、戦乱は混迷をきわめていく――。
内容説明
冬木と呼ばれる地で語られる、どこにでもあるような噂話『蝉菜マンションの赤ずきん』。その話には、噂では語られぬ続きがあった。米国・スノーフィールドにて紡がれる、都市伝説の後日談。その怪談の主役、アヤカ・サジョウが巻き込まれたのは、生半な流言飛語などよりも遥かに荒唐無稽な―偽りだらけの聖杯戦争だった。「問おう、汝が俺のマスターか」半壊したオペラハウスの中、アヤカの前に佇むのは『セイバー』と名乗る騎士。聖杯戦争の仕掛け人たちですら与り知らぬ謎のサーヴァントの参戦により、事態は混迷を極めていく。そして、市内のカジノビルで賭博に興じるギルガメッシュは、そのとき―。
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- 評価
椎名みさの本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まりも
74
成田良悟×奈須きのこが送る偽りの聖杯戦争第二巻。英霊並みの力を持つ化け物やそれを排除する代行者の登場とパワーインフレがとんでもない事になってきましたね。ギルが弱者扱いされる日が来るとは思いもしませんでしたわ。謎が謎を呼ぶ展開の連続、成田節のパンチの効いた群像劇も相変わらず素晴らしい。まだ序盤も良い所なのにこれだけ面白いとか本当に恐ろしい限りです。真アサシン、真アーチャー、真ライダーも登場したし、次巻が更に楽しみになりました。2015/05/10
友和
51
おもしろかったけど、登場人物が増えて最後がどうなるのか楽しみ。ラストに出てきたのって、まさかあの人?2015/05/16
水無月冬弥
48
成田良悟先生(@ryohgo_narita)の #ラノベ。ついにあちこちで英霊たちが邂逅し、バトルを繰り広げつつ、あらたな伏線もおかれていくという、成田先生の真骨頂が繰り広げられていますね、最後に現れたアーチャー&ライダー?は誰なんでしょうね。どんどん面白くなってきましたし、アヤカはどう動くんでしょうね?2015/05/27
わたー
41
★★★★★色々なtypemoon作品から設定を流用しているせいか、1巻以上に混沌としており、遥かに面白かった。7割サイボーグ神父、沢山の命を持つ吸血鬼など、人間をやめているような奴らが好き勝手に動いているのに、こんなに纏まっているのは作者の手腕かな。キャスターの正体が確定したり、セイバーの正体が示唆されていたりと、サーバント側も見所たっぷりだったが、なんといっても真なるサーバントたちには驚かされた。偽物のサーバントたち以上に曲者な気配がプンプンしていて、とても楽しみ。そのうち、ルーラーも召喚されるんじゃ…2015/05/14
死屍発苦
41
2巻は読んでて意外な展開に驚かされてばかりだった印象。エルキドゥやギルに匹敵しそうな存在が増えてこの先どうなるのかとても気になる。次巻にも期待したい。2015/05/12