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出版社内容情報
高校生の五月 雨は、悪友に流されながら毎日を過ごしていた。
そんなある日、独特な喋り方でクラスから浮いていた四月一日 晴にカラオケで遭遇する。
雨は、それをきっかけに四月一日から学校内でもしつこく話しかけられ、
「ノリ」の分からない四月一日に苛立ちを隠せずにいた。
正反対のふたりだったが、親の都合で同居することになってしまう。
ふたりの抱える痛みと嘘は、同居によってどんな化学反応を引き起こすのか…。
bitterで切ない、大人になりきれない未熟なふたりの成長ストーリー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
くろねこ文学
4
最初からの激しい展開に、すごく引き込まれた。周囲の空気を読んで満たされない毎日を送る雨(ゆい)と空気が読めない真っ直ぐすぎで変人な晴(はる)とが激しくぶつかり合う熱い展開、めちゃくちゃ良い。二人はどっちもすごく人間的で魅力的で気の毒で、反対のようで似ているこの二人がどうかかわっていくのか興味深い。二人の環境が地獄みたいにひどいんだが、互いの関係で事態が良い方に向かうとうれしい。今後の展開に大いに期待したい。晴の口調、ずんだもんかと思ったら、ハ●太郎だったか、おっと誰か来たようだ。2025/03/24
Y
1
カバー表の色使いが綺麗で目を惹く。主人公の名前雨と書いてゆいと読ませるのはさすがに当て字過ぎるだろ。普通にあめと読ませてもいいのでは? 思ったより面白かった。何故語尾になのだを付けているのかとかなどの晴の事情が気になったかな。多分今後明かされていくのだろう。あすかコミックスってあまり重い内容の作品ってほとんどないけど、どこまで出来るかにかかっていると思う2025/03/25
愛華
1
色の塗り方で目を引き、漫画を試し読みをしたら続きが気になったので購入しました。ハム太郎の「なのだ」口調が気になる人は読みづらいかもしれません。理由があっての口調のようですが。ブロマンスを描いている認識でいいのでしょうか。続きが気になるから読みましたが、この二人の何を読ませたいのかがわからなくて、それによるのかもしれません。付き合いたくないけど、周りとうまくやっていくためには合わせるしかない繋がりを断って二人でうまくやっていくのか。うまく行かなくて二人が苦しむ様を描いていくのか。2025/03/25