内容説明
新たな冒険は、真夜中に突然はじまった。遠い宇宙の惑星カンダルタから、時空を超えてきた甲冑の騎士。襲われるかと思いきや…なんとペギーに助けを求めてやってきたのだ。その惑星では次々と子供たちがわらわれて、みんな隠れるように生活しているという。誘拐犯はタコ足をもつ巨大な怪物“大喰らい”―実は惑星そのものが怪物の卵だったのだ!いよいよ孵化の時を迎えて怪物との対決を迫られた惑星の人々。しかしペギーを助けるどころか、冷凍庫の要塞に閉じこもる生意気な子供たちや、怪物とともに惑星支配を狙う大臣が、ペギー退治にいそしむ始末。ようやく怪物が潜む地底へたどり着くと、そこでは意外な真実が明らかに…!?様々な冒険をくぐり抜け、ちょっぴり成長したペギーの活躍満載の第6弾。
著者等紹介
ブリュソロ,セルジュ[ブリュソロ,セルジュ][Brussolo,Serge]
1951年パリ生まれ。SF、ファンタジー、推理、冒険、歴史ものとあらゆるジャンルの小説を書きこなし、フランスのスティーヴン・キングと称されるほど本国では大御所の作家。邦訳に『真夜中の犬』(’94/角川文庫刊。フランス推理小説大賞、冒険小説大賞を受賞)
金子ゆき子[カネコユキコ]
1972年福井県生まれ。横浜国立大学卒。翻訳家
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