東京アウトサイダーズ―東京アンダーワールド〈2〉

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東京アウトサイダーズ―東京アンダーワールド〈2〉

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  • サイズ B6判/ページ数 335,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784047914100
  • NDC分類 368
  • Cコード C0398

内容説明

世界中から、アウトサイダーたちが、一攫千金を夢見て集まる東京。天才詐欺師、荒稼ぎする高級外人娼婦、アウトロー起業家、政治家を手玉にとるロビイスト、世界各国の諜報部員、麻薬密売人…夜のTOKYOに暗躍するアウトローたちに、日本のヤミ社会はビッグ・チャンスと失望を与え続けてきた。そして、彼らはいまも暗躍し続けている。ベストセラー『東京アンダーワールド』につづき、手練のジャーナリスト、ロバート・ホワイティングが、アウトサイダーたちをとおして浮き彫りにする、知られざるもうひとつのニッポン。

目次

第1章 金儲けの達人
第2章 GI―氷河期・反米旋風
第3章 売春婦
第4章 詐欺師
第5章 ホステス
第6章 暴力団
第7章 いいガイジン

著者等紹介

ホワイティング,ロバート[ホワイティング,ロバート][Whiting,Robert]
1942年、米国ニュージャージー州生まれ。カリフォルニア州立大学から上智大学に編入し、政治学を専攻。出版社勤務を経て、日米比較文化の視点からユーモアとエスプリの利いた、執筆活動を展開する

松井みどり[マツイミドリ]
翻訳家。東京教育大学文学部英文科卒
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Nobu A

6
前書「東京アンダーワールド」の続編。主に売春婦、詐欺師、ホステス、暴力団等、職種別に章立てした全7章。戦後焼け野原となった東京。建て直された日本社会の裏で暗躍しあまり表沙汰にならなかった外国人を紹介。前書がとても面白かったので購入。巻末の謝辞に前著で収めきれなかった資料と継続した研究で執筆とあるが、正直、完全に尻すぼみ。理由は明白。前著はニック・ザベッティを主人公に彼に関わった人達を描いていたが、本著は数十人が個別に登場。一人当たり数頁しか割いていない。故に、残念ながら読了後、残るものは殆どなかった。2020/01/21

mike101486

4
読了まで寄り道しすぎたけれど、やっと完読。 戦後の闇の世界を淡々と書き表している。またいつか読む必要あるかも?2020/10/04

massn

3
東京アンダーワールドの補遺的作品。前作に比べると列伝風で小粒なのは否めない。でも、こんな話をよく徹底取材したな。2014/05/24

miracolo

2
戦後の混乱期から現在に至るまでの、日本の信じやすい国民性を狙って、不良外国人が暗躍してる様子、それに伴って旨い汁を吸おうとする日本人の様子が描かれている。締めくくりに「人間の行動の中で、金銭欲や犯罪や肉欲は、いかなる善行も凌ぐ人類共通の要素」読んでたら納得。戦後のフィクサー児玉誉士夫の事が出てたのも興味深い。2014/07/12

2
★1/22002/04/25

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