出版社内容情報
「指輪物語」のあらすじ・要点を説明し、さらに「指輪物語」を理解する為に必須である「ホビットの冒険」ついても解説していく。
内容説明
世界を破壊し悪の支配する場に変えてしまう「一つの指輪」。この指輪を一度手に入れた者はその魅力の虜になり、手放せなくなってしまう。魔力を滅ぼすには、指輪が創り出された火山の火口に投げ捨てなければならない。この重大な使命を引き受けたのは、1人のホビットの青年―フロド・バギンズ。彼は8人の仲間とともに、命を懸けて指輪を捨てる旅に出る決意をする。頼れるのはたったひとつ、仲間への信頼と友情。9人の心の絆だけが強大な魔の力に対する武器なのだ。世界を滅亡から守るために、9人の仲間たちの、長く壮大な旅が始まる…。勇気、そして友情の本当の姿を教えてくれる『指輪物語』。その膨大なストーリーのすべてがわかる、完全攻略本。
目次
トールキン教授の生活と時代
中つ国と『ホビットの冒険』
『旅の仲間』の物語
『二つの塔』の物語
『王の帰還』の物語
トールキンの基本的なアイディアの源
名前をつけること
人、土地、もの
『指輪物語』はどのようにして書かれたか
今日のトールキン
三部作―諷刺か寓話か
妖精物語に関するトールキンの理論
古典叙事詩のなかのファンタジー
武勲の歌におけるファンタジー
中世ロマンスにおけるファンタジー
ファンタジーを創った人々
著者等紹介
カーター,リン[カーター,リン][Carter,Lin]
1930年、アメリカ生まれ。1959年に発表した「ラヴクラフト論」で評論家として、また1965年から始まった冒険ファンタジー「ソンガー・シリーズ」で小説家としての地位を固める。1988年没
荒俣宏[アラマタヒロシ]
1947年、東京生まれ。慶応義塾大学卒。膨大な知識を駆使して、古代文明からサイバー・カルチャーまで多岐なジャンルにわたる文筆活動を展開。『帝都物語』(角川文庫)で一世を風靡する
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感想・レビュー
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- 和書
- 鐵研齋詩存