内容説明
心を殺して相場に挑んだ男。1929年世界大恐慌を予測し、暴落のさなかに一人勝ちをおさめた伝説の相場師。―その華麗なる生涯と独自の投資理論。
目次
一九二九年―「ウォール街のグレート・ベア」
一四歳―家出同然でボストンに
千金の富―サンフランシスコ大地震をニューヨークで体感
一九〇七年―J.P.モルガン、JLに救済を要請
パーム・ビーチでの豪遊―一転して破産へ
第一次世界大戦―再起するリバモア
新婚生活―大邸宅と、トレード・セオリーの完成
盤石の富とスキャンダル
ボストン・ビリー―リバモア邸に強盗
忍び寄る影―金融大恐慌勃発
タイミングの秘訣―出撃と退却の時
リバモアのルール―資金管理
意欲喪失―別離と寂寥と絶望と
険悪な関係―ドロシー、息子を撃つ
死に神の到来
著者等紹介
スミッテン,リチャード[スミッテン,リチャード][Smitten,Richard]
ニューヨーク州ブロンクス生まれ。化学会社のマーケティング部長、人材派遣会社の副社長などを務めたのち、執筆活動に入る。ノンフィクションから推理小説まで、幅広いジャンルの作品を発表している。昼間は執筆に専念し、夜は自ら経営するバーで支配人を務める。フロリダ州在住
藤本直[フジモトナオシ]
1968年上智大学外国語学部卒業。翻訳家。主な翻訳分野は国際政治、国際経済、ビジネス、日米文化比較、社会学など
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