内容説明
交通事故で死亡した女性の財布に残されていた新聞広告の切り抜きには、暗号めいた数字が記されていた。十津川警部は、この切り抜きに隠された国家を揺るがす犯行計画に気づく。それは、首相と総務大臣が首相公邸で死亡するという、5年前に起こった異常な事件に端を発していた。一方、京都駅の0番ホームには、新聞広告を目にした犯人グループのメンバーが集結し始めていた。夜行寝台特急に乗り込んだ彼らの緻密な犯行計画とは?そして上野から札幌に向かう豪華特急「カシオペア」の車中で、十津川警部と犯人グループとの息詰まる攻防が始まる!サスペンスに満ちた長編ミステリー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
喪中の雨巫女。
12
《母‐図書館》奇妙な新聞広告から、発覚していく、国家を揺るがす犯罪計画。結末期待だおれ。2012/02/15
かめぴ
6
う~ん、そんなに危険だったかな。。トリックがちょっと古すぎる感じがして。0番ホームは知らなかったからおおぉとなったけども。2016/09/11
あっぷる
5
図書館にて。 鉄道も掘り下げると奥深いものですね。鉄道を舞台としたミステリーや暗号があるのもうなづけます。2017/07/31
たかひー
2
★★★ まあこんなもんかというところ。都合の良すぎる展開が目に付いた。2015/06/13
Sクラ
2
後半以降の物語の加速感がありましたが、最後がちょっと…2012/02/19