カドカワ・エンタテインメント
最後の記憶

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  • サイズ 新書判/ページ数 375p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784047881730
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0293

内容説明

脳の病を患い、ほとんどすべての記憶を失いつつある母・千鶴。彼女に残されたのは、幼い頃に経験したという「凄まじい恐怖」の記憶だけだった。バッタの飛ぶ音、突然の白い閃光、血飛沫と悲鳴、惨殺された大勢の子供たち…。死に瀕した母を今なお苦しめる「最後の記憶」の正体とは何なのか?ホラーの恐怖と本格ミステリの驚き―両者の奇蹟的な融合を果たした、名手・綾辻行人の長編小説。

著者等紹介

綾辻行人[アヤツジユキト]
1960年京都生まれ。京都大学教育学部卒業、同大学院博士後期課程修了。1987年に『十角館の殺人』で作家デビュー。これを引き金に巻き起こった「新本格ムーヴメント」は、推理小説界の一大潮流となった。1992年には『時計館の殺人』で第45回日本推理作家協会賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

カナン

22
再読…というか、読んだし感想も書いたのだけど、綺麗にデータが消えてしまってますね。感想を此処にだけ残すのは危険というのは、つまりこういうケースがあるせいか…。2014/11/18

白雨

5
架空の出来事だとわかっていても実際にあるのではないかと錯覚してしまうような恐ろしさのある作品でした。一度意識してしまうと恐怖心から抜け出せなくなってしまう。気になりだすとどこまでも囚われてしまうというような人間の深層心理が鮮明に描かれていると思います。 祭りの日の夕方の描写がとても素敵です。幻想的で不思議な情景の中に昔の懐かしさや何とも言えないような淋しさが感じられ、心に沁み入るような美しい表現が印象的でした。 2014/09/14

桜絵

3
綾辻行人と聞いて期待したけどさほど…だった。かなり最後が非現実的で共感しづらい…。 私の読みが甘いだけかもしれないがイマイチでした。2014/10/22

ちゃっちー

2
 普通に怖かった。 私、びびりだわw 自分的には、読みやすかったかな^^2013/03/01

TW

2
綾辻行人先生の小説は、長編メインに6つほど読んだ結果、わかった事実が一つ。私この人の小説向いてないやwww 辛うじて館シリーズが好きになるくらいで、どうもこう、なんていうか・・SFと推理小説って『混ぜるな危険』じゃねっていう(笑)要するに私は幻想文学が苦手ってことなんだな(苦笑)ミステリでオチがファンタジーとかナンデモアリになるやん・・・箕浦=レマート症候群(白髪痴呆)とか実在しないし・・・ とりま私には合わなかっただけで、文章はうまいと思いまする。ホラー好きは是非ご一読を2012/02/10

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