内容説明
苦難の旅路の果て、遂に封印を解き、伝説の機獣神ブラスルーンを甦らせた六王国の勇者たち。打倒帝国軍、無敵の聖戦士は帝国の首都に向けて進撃を開始した。だが、機獣神の復活を察知した皇帝親衛隊の司令官、髑髏将軍は、着々と迎撃の準備を進めていた。決戦の時は来た。ブラスルーンの行く手に機獣戦車五百輌が待ち受ける。魔道士団が仕掛けた冷酷非情の罠『屍結界』とは何か?魔力を失った機獣神に帝国空軍の誇る新兵器、機獣妖鳥攻撃機が編隊をなして襲いかかる。奇想天外な異世界を舞台に描く、六人の勇者の冒険物語。痛烈長編ファンタジー、佳境へ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぷるぷる
2
第2巻は立ち上がった勇者への対抗勢力の反撃である。王道です。しかし、悪役達の描き方が実に事務的で登場人物が多く区別がつかない。筆者特有のうざいルビが複雑さに拍車をかける。まじめな悪役に対して主人公達はおちゃらけた感じで、こっちのシーンは読みやすい。但しあんまり印象に残るシーンとかキャラクターがいないんです。萌えが足りないというか・・・。結局、伝説の機獣神は敵の罠にかかって損傷する。何とか対応している間に敵が凄い兵器を開発してしまう。さて?というところでオシマイ。敵との力のバランスはとれてきましたが、はて?2010/12/07
洪七公
1
既読本1991/10/28