内容説明
カットグラとドーメを得たギィ・グッガは、着々と戦備をかためる。ガロウ・ランを集め、新たなドラコ・ブラーを呼び寄せ、強獣を訓練していた。一方、ドレイクもまた、集結したガロウ・ランを一気に殱滅することをめざし、軍を展開していた。今や聖戦士の称号を送られたジョクは、全軍の先頭にたって、カットグラを駆る。そしてバーンは、騎士としての存在証明をかけて、密かに独立作戦を進める。垂れこめる雲の下、バイストン・ウェルの運命をかけて、戦いの火蓋は切って落とされた!迫真の英雄伝説(ヒロイック・ファンタジー)。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いおむ
7
既読済みです。2018/08/11
森矢司
2
ガロウ・ランとの戦いはオーラバトラー同士の総力戦へ。ニーが薬物中毒にされるとは…。ガロウ・ランという種の統率や学のなさが地上人がバイストンウェルに落ちたのを境に知恵をつける者が出てくるという原理原則はこれからのバイストンウェルに如何なる変化を与えていくのか。2013/02/27
洪七公
1
読了1989/11/17
katka
1
さらばギィ・グッガ! 現代の今頃となっては「シャア・アズナブル論」等と同じ程度には正面からギィを論じられてもいいと思うのですが、彼と彼の仲間達のやること、やりたいことがしきりに公序良俗に触れ、言いたいことはギェッヘッヘーッ!とかヒヒヒヒッ…というナメクジ並みの感性と独自の表現語彙が地に逼塞しすぎて受け容れられなかったことは遺憾です。富野由悠季が「文化」の戦域に踏み込んだとき、ジャンルとしてのパンクでない、これがガロウ・ランだったんだぜェ。わからねぇな…ギィ撃攘!シリーズはまだ7巻もある2024/05/29