出版社内容情報
書物好きでじゃじゃ馬な姫・沙那はある日、帝の寵愛を受ける『承香殿の女御』こと従妹の紗子の失踪を知る。
そこで沙那は彼女の身代わりとして内裏に潜入することに！
捜索を続ける沙那はひょんなきっかけから同じく紗子を捜す公達・寛高と協力関係になる。
共に行動するうちだんだんと彼に惹かれていく沙那だったが、寛高の"正体"を知ってしまい――!?
【目次】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ことり
6
突如として姿を消した従姉妹であり、承香殿の女御の身代わりとして内裏に入った沙那。失踪の手掛かりがないかと探していたところ、とある青年と出逢い、協力しあうことになるが……。／好きなものを認めて貰えないまま、家でひっそりと暮らしていくしかなかった沙那が、内裏に行って、仕事と恋と生きがいを得ていくのを楽しく読んだ。ただ、結果的に辿り着いたものの、従姉妹の失踪について動く様子は少なかったかな。 寛高との落とし所はどうなるのか？と思っていたので、満足です。ときめきが詰まってて良かったなぁ。2025/08/10
