出版社内容情報
桜丘高校を卒業してから、思い描いた夢に向かって頑張る夏樹たち。 結婚式の準備をする蒼太とあかり、新しい家族を迎える優と夏樹、長いすれ違いの距離を埋める春輝と美桜。 新たに巡り繋がる“春”が訪れる――。
【目次】
内容説明
HoneyWorksの大人気楽曲が小説化!桜丘高校を卒業してから、思い描いた夢に向かって頑張る夏樹たち。結婚式の準備をする蒼太とあかり、新しい家族を迎える優と夏樹、長いすれ違いの距離を埋める春輝と美桜。新たに巡り繋がる“春”が訪れる―。角川ビーンズ文庫「告白」シリーズより、大人になった彼らの新たな物語が単行本で登場!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
唯月
4
感動以外の何者でもない。大人になった初代六人の様子が描かれる。まずヤマコさんの描く表紙が芸術品。所々で楽曲・東京スプリングセッションの歌詞が出てきて頰が緩む。歌ではわからなかった詳細が知れてよかった。ストーリーとしても、ハニワの小説の中で一番好き。各々の〝好き〟の気持ちがまっすぐ伝わってくる。メイン六人だけでなく、聖奈、翠、恋雪、虎太郎、雛についても描かれていて嬉しかった。終わり方が曲と全く一緒で、二人の美しいハモリが聞こえてくるようで、じんわりとした。後で楽曲をもう一度聴こう。2025/08/21
コハル
2
サマーセッションを大学受験の頃に聞いていて、そこからスプリングセッション!楽曲がリリースされたときには社会人で教員となっていた頃でした。(当時の生徒と盛り上がりました)彼女たちとおなじ時間軸で大人になって、自分も今月入籍だったので嬉しくなって購入しました!式場探すのが大変だとか新居探しだとかまさに自分がつい先日体験してたことなので読んでますます嬉しかったです。女子3人、男子3人の仲の良さも変わらずで環境が変わっても仲良くいられるのをみて心があったかくなりました。大事に話を紡いでくれていて嬉しいです。2025/08/31