出版社内容情報
敵国に嫁いだ皇女ミラ。
和平を願いどんな冷遇にも耐えてきたが、その願いも空しく祖国は滅ぼされ、離縁を言い渡されてしまう。
ミラを一度も愛さなかった夫――今も彼女を睨むクラウス王子に結婚指輪をつき返そうとした次の瞬間、なぜか結婚式の日に逆戻り!
ならば戦争を回避し、結婚生活をやり直そうとしたところ、夫の真の姿を知ることとなり!?
「愛している」
それは何より愛しい呪いでした――
第6回ビーズログ小説大賞入選作!
内容説明
敵国に嫁いだ皇女ミラ。和平を願いどんな冷遇にも耐えてきたが、その願いも空しく祖国は亡ぼされ、離縁を言い渡されてしまう。ミラを一度も愛さなかった夫―今も彼女を睨むクラウス王子に結婚指輪をつき返そうとした次の瞬間、なぜか結婚式の日に逆戻り!ならば戦争を回避し、結婚生活をやり直そうとしたところ、夫の真の姿を知ることとなり!?第6回ビーズログ小説大賞入選受賞作!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
史
4
久しぶりに悲観的なループものを読んだ気がする。まず弱い方の国が大国を挑発ないし喧嘩を売る理由がイマイチピンとこない。泥沼の戦争じゃなくて彼我の差がハッキリしている中で挑発しましたジェノサイドされましたじゃあ匹夫の勇どころではない。そして夫はそこまで惚れ込んでいるなら(消極的な)DVをするなよ。立場わかってるのかヘタレ! とまあそこらへんはある程度意図して描かれたストレスや不愉快であるとは思いますけれども、ロマンスを楽しむ前に萎えてしまいますよ。疲れますよ。ええ。相性は酷く悪い。2025/01/08
まそお
2
あらゆる意味で殿下が可哀相過ぎた。2024/11/14