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出版社内容情報
聡明で美しい息子・蓮が、天命により司書正となった。その現実を受け止めきれない王は蓮を死んだものとし、蔵書樓を封鎖。司書正をかいがいしく世話する側女キビ、利を得ようと悪どく立ち回る彭太監、我が子の死の悲しみに暮れる蓮の母、次期王の座を狙う母子――国家最大のスキャンダルを巡り、宮廷内の陰謀が絡まり合う!
人間の欲望に天が与える運命とは? 丸山薫が描き出す、壮大で緻密な古代中国宮廷劇、待望の第二巻。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りー
20
っしゃ!2巻出てくれた🎊ってところでまずは💯。いーい感じに宮廷内や隣国とのドロドロが関わってきました。そして、廃人というか知識の器となった「司書正」の力を引き出すばかりか、中まで入り込める能力が示されたキビ。物語が大きく動いて、俄然続きが楽しみになってきました。春秋戦国時代の雰囲気がお好きな方は是非~♪2024/02/18
ぐっち
16
キビは巻き込まれたのかと思ってたら、何か不思議な力があるのか。続きは1年後…?2024/04/20
朧月夜
10
続きが...早く読みたい2024/02/18
さとみん
7
キビの生い立ち、王后の事情、そしてこの世界の事が少しずつ明かされて物語がどんどん広がっていく。宮廷の生臭い人間関係と、司書正という謎の存在。その狭間に巻き込まれたキビの人となりが絶妙なバランスでこの先も楽しみで仕方ない。2024/02/23
ozoz
6
キビの異能。世界がぐっと深まる。どろりとした人間関係が、これからの展開を期待させる。絵が美しい〜。2024/12/16